長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【50代】  【2022年07月受信】

ご意見(要旨) 【高齢者の住み易い街づくり】
 長崎市は、坂道、階段が多い町で、近くに公共バスが通っていない地区が多数あります。実家の両親は、平戸小屋町の中腹に居住していますが、数年後は車も手放し、歩行も困難になってくると思います。但し、最寄りのバス停にも行けなくなった場合、買出しにも行けず、生活が困窮してしまいますし、無理な行動で事故災害に繋がる可能性も高くなります。インターネットで物品購入することも年齢的に出来ません。
 提案ですが、2-3日に午前午後に1回づつ最寄の道路まで買出しの為、無償でシャトルバスを運行して貰えないでしょうか?
 息子側としては、早く親の自家用車を手離すようにしたくても、出来ないのが現状です。両親が慣れ親しんだ今の住まいを離れずに生活がしやすくなるような、高齢者に優しい街づくり宜しくお願い致します。

【2022年07月26日回答】

回答 【公共交通対策室】
 ご意見ありがとうございます。
 長崎市は市街地の約7割が斜面地であり、高齢化も進展していることから、ご提案のような移動手段が実現できれば、大変便利なまちになるものと理解しています。
 しかしながら、平戸小屋町と同様な地理条件にある地区は市内にたくさんあり、これら全ての地区で無料の移動手段を展開していくことは、長崎市の財政状況や既存の公共交通事業者の事業圧迫の観点からも困難です。
 また、有料の移動手段として、バス停から一定の距離があり、住宅がまとまった5ha以上の区域を「バス空白地域」と定め、一定の人口規模があり需要が見込まれる5地区に、1回200円で居住地とバス停や商店街等をつなぐ乗合タクシーを導入しています。しかしながら相当額の財政負担が必要となっていることから、さらに人口規模が小さい地区で運行していくことも難しい状況です。
 地域の移動手段の確保は大変重要な課題と認識し、今後とも地域公共交通の維持・確保に努めたいと考えていますので、ご理解下さい。 
関係所属 公共交通対策室  【直通番号】:095-829-1271】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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