長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【不明】  【2022年05月受信】

ご意見(要旨) 【教職員の駐車場料金について】
 長崎市内の学校に勤める親族がいる者です。
 以前から疑問に感じていたのですが、教職員から毎月徴収する駐車場料金はどのような目的があるのでしょうか。月々5000円?ほど徴収されると聞きました。年間にして1人6万円です。安定した収入の公務員とはいえ、年間6万円は大きな額だと思います。公共交通機関を使えばと言われるかもしれませんが、持ち帰る荷物の多さや出張、外勤、突然の家庭訪問、中高の先生だと部活動など、車を使わざるを得ない状況にあるのが先生だと思います。そもそも勤務なのに駐車場料金が徴収される理由が理解しかねます。(公的施設の利用としての理由であれば徴収してもよいかと思いますが、むしろそちらは徴収されていないのだとか)
徴収するとして、市内の子どもたち、教職員へ何かしら還元されているのでしょうか。されているとすれば具体的に何にどのように使われているのでしょうか。使途不明なんてことはないとは信じていますが、年間でどれぐらいの収入があり、どれほど教育関係に支出されているのか、明示するべきだと考えます。(もし公開されているようでしたら申し訳ありません)聞くところによれば何に使われているのかわからないまま徴収されていると聞きました。
 ご回答を希望します。ご対応のほどよろしくお願いします。

【2022年06月10日回答】

回答 【学校施設課】【教育委員会総務課】
 学校はご承知のとおり子供たちのための施設であり、本来教育目的以外の使用は認められていません。このようなことから、学校敷地を駐車場として使用する場合は、教育活動に支障を来さない範囲において目的外使用として認めているものであり、その応分負担として『駐車場の目的外使用に関する要綱』に基づき平成20年から使用料の徴収を開始しています。
 なお、駐車場としての使用にあたっては、学校のみならず学校以外の保育所等の市有施設、消防署、上下水道局、病院局など市の全ての施設において、敷地内の職員駐車の有料化を実施しているところです。
 学校敷地における駐車場使用料の金額設定につきましては、市内を4つの区域に分け、周辺の民間駐車場の料金も加味しながら決定したものであり、市の全職員と同じ取り扱いとなっております。
 また、徴収した使用料につきましては、教育活動のための財源として使途を特定し、活用するために教育基金へ積み立てています。
 教育基金の使途については、キャリア教育や平和教育に関する事業をはじめとし、学校の文化行事、GIGAスクール構想実現のためのICT推進事業のほか、令和4年度においては、新たに図書室貸出用のパソコン更新に要する経費などの財源として活用いたします。
 今後とも適切に教育基金を学校教育資金に充てるとともに、適宜、周知を図ってまいりたいと考えています。
 なお、令和4年度における教育基金充当事業につきましては、次のとおり各学校へお知らせしております。
  4月 合同校長会(小学校、中学校)における配布資料に掲載
  5月 令和4年度小中学校配当予算説明資料に掲載 
関係所属 学校施設課  【直通番号】:095-829-1192】
教育委員会総務課  【直通番号】:095-829-1191】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

検索ページへ戻る   ページのトップへ