長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【30代】  【2022年03月受信】

ご意見(要旨) 【都市整備、経済対策】
 長崎に越してきた30代です。長崎で暮らして数年になります。
 長崎はとてもユニークな雰囲気のある街で、歴史や和華蘭文化、港町など武器になるものが多い街だと感じます。ただ、そこに胡座をかいている雰囲気も感じます。
 かつては出島から日本最先端の文化を発信していたにも関わらず、今では保守的な街になってしまっているように感じます。また、コロナ禍ということを抜きにしても、ヒト・モノ・カネの流れの澱みを強く感じます。
 人口は減少し、地理的に他県と遠く移動時間もかかり、物価は高く給料は安い。そして、長崎で生まれ育つと、そのことに気が付かない。一旦外に出てそれに気づくと、戻ってこない。そういう負のスパイラルに入ってしまっているような気がします。
 越してきて思うのは、やはり娯楽が少ない。若者にとっては遊ぶ場所がないし、洒落たイベントも少ない。経済的に余裕の出てくる世代にとっては美容やブランド、夜の娯楽が少ない。生活必需品のみでは経済は育ちません。いっそのこと、弱点を逆手に取って、中央から距離があることをいいことに、経済特区みたいにしてヒト・モノ・カネを回していくようなシステムにしてしまえばいいと思います。かつての香港のように。皮肉なことに、若者を吸い取る福岡が国家戦略特区になってしまっていますが。
 コンパクトな街なのは、地理的に当たり前です。ただそれでも住みにくいのは、経済、交通、文化などの連携が少ないからではないでしょうか。駅前も含めてさまざまな再開発についても、できない理由をよく耳にします。それではよくならないのは明らかです。市民が驚くような、市民の利便性を追求した各界の連携を見てみたいです。そういった意味では、路面電車を引き込めず、新バスターミナルについても決められていない新長崎駅に関しては、非常に残念に思います。
 100年に一度の変革期とよく聞きますが、このような変化は首都圏や関西圏では100年に数十回、政令指定都市でも数回ある変化です。長崎というブランドは、少なくとも新規の政令指定都市に匹敵するものだと思います。ぜひこの変革期を有意義に活用していただきたいと思います。辛辣な内容も含みますが、長崎に住み続けたいと思わせてほしいという期待からです。ご容赦ください。

【2022年04月07日回答】

回答 【都市経営室】
 長崎市の活性化に関するご提案をいただきありがとうございます。
 長崎市においては、若年層を中心とした転出超過が続いている状況でございますが、ご提案にもありますように、歴史や文化、珍しい地理的特性といった強みを多数有しておりますので、今回ご提案いただいた内容も参考にしながら、長崎に住み続けたいと思われるようなまちづくりを進めていきたいと思います。
 長崎のまちは今、100年に一度とも言える変革期を迎えており、長崎市としても大きなチャンスと捉えています。
この変革期が生み出す効果をまち全体の活性化につなげていきたいと考えていますので、今後とも長崎市政の推進にご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。 
関係所属 都市経営室  【直通番号】:095-829-1111】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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