長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【不明】  【2022年02月受信】

ご意見(要旨) 【学用品とは別の必要品について(提案とお願い)】
 現在市内小学校へ通う学童がいる家庭からです。
 日々の学用品とは別に、図工などで使用するために各家庭より持ってくるよう指示が多々あります。(ストロー、紙皿、プラコップ、紙コップ、マヨネーズの空容器、空き箱、モール、ペットボトルなど)
 これについて感じることは、一つは保護者の手間です。いつも家にある訳ではないですし、購入品もあります。ひとり親や共働き世帯は買いに行く時間の工面も大変だと言います。
 二つ目は、環境面です。SDGsが叫ばれる今日にプラスチックゴミを教材に教育することが今の時代に適応しているのかという点です。100円ショップに行けば簡単に手に入ります。ですが、わずが5本のストローを買うために100本入1袋をかわなければなりません。(残りは我が家では不用品です)我が家ではマヨネーズもプラ容器入りをわざわざ買いに行かなければなりません。
 提案としては、環境面も考えたなるだけ自然の素材を使った創作を子供たちにさせてほしいと思います。教科書に沿った形で授業を行うので難しいかもしれませんが、私自身の小学生時代は少なくとも今よりプラ製品を多用していませんでした。
 また、どうしてもストローやカップを使わなければならない場合は、学校の学年やクラスで一括で購入して年度末に一人分を割った金額を一括請求して欲しいです。
 意見をいう先が間違っているかもしれませんが、ずっと疑問に思ってきたのでこちらにて意見させていただきました。

【2022年03月04日回答】

回答 【学校教育課】
 日ごろの学校の教育活動に対して、ご理解、ご協力いただき、誠にありがとうございます。また、お忙しい中、お子様の学習のための準備等にご協力いただき、ありがとうございます。
 学校の学習は、学習指導要領に則り、教科書を主たる教材として、各学校が計画した教育課程(カリキュラム)に沿って実施されています。図画工作科で使用する材料には、自然物として、土、粘土、砂、小石、木の葉、小枝、木の実、貝殻、雪や氷、水など、学校や地域の実態に応じた様々な材料が例示されています。また、人工の材料として、新聞紙、段ボール、布、ビニル袋やシート、包装紙、紙袋、縄やひも、空き箱などが例示されています。教科書では、さらに,ストローやプラスチック製容器、モールなども例示されており、自然物を材料として扱う学習活動はもちろん,人工の材料を使用して学習活動に取り組むことについて,ご理解をいただければと思います。
また,図画工作科に限らず、様々な学習において、保護者の皆様に材料等の必要品のご準備をお願いしていることがあるかと思います。学習のねらいや活動内容によっては、児童全員が同じ材料や用具を使用することで充実した学習につながることもありますので、ご提案いただいているように、学年や学級で一括で購入して一人分を徴収することも考えられます。具体的な状況により、様々なケースが考えられますので、可能であれば、お子様の学校の管理職等に直接ご相談いただければと思います。
年度末に一人分を割った金額を一括請求するご提案をいただいておりますが、お子様が使用しなかった材料等についてもご負担いただく可能性があることや、材料等の余りが出た場合、一人ずつ均等にお返しする必要があること、年度末に請求する金額が大きくなることが予想されること等、多くの保護者の皆様にご了承をいただく必要があるかと思います。こちらにつきましても、具体的な状況により、様々なケースが考えられますので、お子様の学校に直接ご相談いただければと思います。 
関係所属 学校教育課  【直通番号】:095-829-1195】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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