長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【30代】  【2022年02月受信】

ご意見(要旨) 【保育所の年少未満児へのマスク着用中止の提言】
 保育所の年少未満児の、マスク着用は無意味かつ有害行為です。
 年少以上でも実際にはマスクの正しい着用は困難で、特に不織布マスクで隙間を作らず正しく着用等は本人ができるはずもありません。一般の大人でも医療者から見ていると隙間だらけで出来てないことが多くみられます。年少未満児がマスクを着用すると、健康被害だけではなく、言語や表情、コミュニケーションの成長発達に障害をきたす児が増えてくると訴える専門家もいます。
 現在長崎では保育所や学童で感染が広まっていますが、休園や登園基準、マスク着用等を各自保育所に対応を任せず、保健所だけで判断もせず、長崎大学病院小児科に監修してもらう等して適切な対応をしていただきたいです。
 また可能な限り少人数での保育に切り替えたり、児童に少しでも咽頭症状があれば確実に休み医療機関に電話するよう親だけではなく市内の会社等に周知していただきたいです。
 安易に幼児にマスクを着用させようとするよりも、一丸となって3回目ワクチンのモデルナ接種の安全性をPRする等他にできる事がたくさんあります。

 日本小児科学会は、下記の提言を行なっております。
 「乳幼児は、自ら息苦しさや体調不良を訴えることが難しく、自分でマスクを外すことも困難です。また、正しくマスクを着用することが難しいため、感染の広がりを予防する効果はあまり期待できません。むしろ、次のようなマスクによる危険性が考えられます。

・呼吸が苦しくなり、窒息の危険がある。
・嘔吐した場合にも、窒息する可能性がある。
・熱がこもり、熱中症のリスクが高まる。
・顔色、呼吸の状態など体調異変の発見が遅れる。

 特に、2歳未満の子どもではこのような危険性が高まると考えます。」

【2022年02月22日回答】

回答 【幼児課】
 現在、オミクロン株の流行で子どもたちの間にも感染が急激に広がっている中、子どものマスク着用については、令和4年2月4日に、政府の有識者会議「新型コロナウイルス感染症対策分科会」において、子どもに対して発育状況に応じて「可能な範囲でマスク着用を推奨する」との提言がまとめられました。
 また、同日に発出された文部科学省の通知では、幼児については、本人の調子が悪い場合や持続的なマスクの着用が難しい場合は無理して着用させる必要はないとされております。
 長崎市では、感染防止策の1つとして、発熱・風邪症状が見られるなど、普段と異なる体調変化があった場合には保育施設への登園を控えていただくよう保護者に対し協力をお願いしています。
 子どものマスク着用については、子どもの健康や安全の確保に配慮しながら、持続的なマスクの着用が難しい場合には無理に着用させることがないようにするとともに、手洗い、消毒の徹底、3密回避などの基本的な感染防止策にもしっかりと取り組むよう呼びかけてまいります。 
関係所属 幼児課  【直通番号】:095-829-1142】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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