長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【60代】  【2021年11月受信】

ご意見(要旨) 【動物愛護】
 野良猫のTNRについて
 全国の都市などで、以下の活動を行っている団体がありますが、長崎市は応募していますか。
 犬猫などの動物愛護の観点で、これ以上不幸な動物を増やさない取り組みをしていますか。
 下記のような団体に、お願いするのも有りだと思いますが。
 ノラ猫の命を救え!
 「不妊手術無料の病院誘致殺到!宮崎3市長ら要望書、県民署名8269筆を『どうぶつ基金』に提出」 by PR TIMES

【2021年12月02日回答】

回答 【動物愛護管理センター】
 長崎市は、公益財団法人どうぶつ基金に登録しており、ご提案の公益財団法人どうぶつ基金の「TNR地域集中プロジェクト」について、既に案内をいただいており、承知しております。
 当該プロジェクトについては、場所や手術数、ボランティアの確保等の応募条件があり、動物愛護ボランティア団体等と、実施の可能性について、検討しているところです。
 長崎市における動物愛護の観点での不幸な動物を増やさない取り組みとしましては、市内の動物愛護団体の皆様、ボランティアで犬の訓練を行っていただいている警察犬訓練士の方、トリマーの方等と密に連携、協働することにより、平成26年度から今日まで犬の殺処分ゼロを継続しています。
 猫についても同様に市内の動物愛護団体の皆様との連携、協働により、譲渡の促進等に努め、官民一体となって、殺処分を減らす取り組みを行っています。
 しかし、長崎市は、気候が温暖で、寒暖の差が少なく、港町で斜面地、狭い路地等が多く、猫の生息に適している環境で、飼い主のいない猫(いわゆる野良猫)の生息数が大変多い状況に加え、猫の放し飼いや野良猫への無責任な餌やり行為をする人が多く、このようなことが、野良猫の繁殖を増やし、地域住民の生活環境被害及び不幸な猫を多く生じさせる要因となっており、猫の適正飼養に関する市民の意識の向上、普及啓発が大きな課題として残っています。
 このような状況から、猫の適正飼養や野良猫への無責任な餌やり行為の弊害等に対する啓発活動や個別指導等を重ねるとともに、野良猫の繁殖及び野良猫による生活環境被害を抑制するため、平成26年度から、野良猫の不妊去勢手術費用の助成を行っており、手術を行っていただく獣医師会の皆様のご尽力、ボランティアの皆様による譲渡活動等により、猫の引取り数、殺処分数は減少(制度を開始する前と比べ、昨年度73%削減)しており、更にこういった取り組みを進めていきたいと考えています。
 また、長崎市動物管理センターでは、人と動物との共生社会の実現を図るため、獣医師会及び動物愛護団体との協働での動物愛護に関するイベントの開催、市内の動物愛護団体との協働での譲渡会の開催等、動物愛護団体等の皆様と様々な形で協力し合い、動物愛護に関する意識の向上、動物の適正飼養の周知啓発、犬猫の殺処分をなくしていく取組みを行っています。
これらの取組みを更に進めるため、現在、「長崎市動物の愛護及び管理に関する条例」の制定に向けて準備を進めているところです。
 今後とも、動物の愛護及び管理の普及啓発について、不幸な動物を減らすため、ご理解ご協力を賜りますようお願いいたします。 
関係所属 動物愛護管理センター  【直通番号】:095-844-2961】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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