長崎市│市政への提案

年代：【50代】【2021年11月受信】

ご意見（要旨）【投票済証の発行に関して】

　本来は長崎市選挙管理委員会に宛てるべき内容ですが、長崎市選挙管理委員会にはネット経由で意見を出せる仕組みがないようですのでこちらに書きます。
　長崎市では選挙で投票した際に投票済証を発行していないとのことで、この春転入後初の選挙でこれを知り驚愕しました。今時そんな自治体があるんですか。しかも、出口に選挙広報が積まれているのはなぜですか。投票後に手にしても何の意味もないものだと思うのですが。
　(1) 選挙公示に合わせて全戸ポストに選挙広報を投函すべきである。
　(2) 投票済証を発行していただきたい。出口に机でも置いてそこにカード状の投票済証を並べておき、そこから各自持って帰れるようにすればよいだけの話だと思うのですが。
　(3) 何らかの事由からあえて投票済証を発行しない方針であるならば、その事実と理由を明示していただきたい。

【2021年11月18日回答】

回答　【選挙管理委員会事務局】

　まず、選挙公報につきましては、主要な新聞７紙に折り込んで配布するほか、主な公共施設などへの備え付け、またホームページにも掲載し、有権者の皆さまへ情報を提供しております。
　公示日に合わせて全戸ポストへ投函することにつきましては、公示日の午後5時以降に、選挙公報に掲載する候補者順序のくじが実施され、その後選挙公報が作成されることから、公示日に合わせて全戸ポストに投函することは困難であると考えております。また、公示日以降の全戸ポスト投函につきましても、作成から納品までに時間を要すること、配布に時間を要することから行っておりません。
　今後とも候補者に関する情報は公職選挙法の範囲内で可能な限り迅速にお知らせできるよう、努めてまいります。
　出口付近に選挙公報が積まれていたとのご指摘につきましては、投票所の入口付近に設置するようにしておりましたが、入口付近に加え出口付近にも設置した場所もあったことから、今後は誤解のないように努めてまいります。
　次に、投票済証につきましては、その交付に関して公職選挙法をはじめ、他の法律にも根拠となる規定がなく、次に挙げる問題が懸念されます。
　①特定の団体等に投票行為の確認として使用されることで、利害誘導や買収等につながるおそれがある。
　②投票済証を利用したいわゆる「選挙割引」は、選挙啓発と特定の飲食店等の営利活動をタイアップすることにつながるため、公平性の観点で問題がある。
　③手配りでなく自由に持ち帰る方式を採る場合、１人による複数枚持ち帰りが懸念される。
　以上のことから、長崎市ではどの選挙においても投票済証を発行しておりませんので、ご理解いただきますようお願いいたします。

関係所属選挙管理委員会事務局【直通番号】：095-821-3520】

（注）掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

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