長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【10代】  【2021年10月受信】

ご意見(要旨) 【スポーツ枠の意味】
 事務職の試験でスポーツ枠があるかと思いますが、あれはどういう意味があるのでしょうか。
 市役所の若い人は業務に追われて、ほとんどスポーツに携われないと聞きました。
 せっかく実績がある人を採用するのであれば、全国大会などへの出場を後押ししてあげるとかしないと意味が無いと思います。
 国体等にスポーツ枠の市職員が出場した実績はありますか。
 もしくは、スポーツに関わる部署に優先的に配属されるのでしょうか。
 スポーツで培ったメンタル等を仕事に活かすということであれば、スポーツ枠の人はメンタルで休む人が少ないとか、実績はあるのですか。
 競技によっても全国大会出場のハードルは全然違います。例えば、薙刀部は県内に1校しかないので、部内でレギュラーにさえなれば即インターハイに出場できます。
 なぜ、公務員になるのに全国大会出場等の実績が必要なのですか。
 もし、絶対の要件でないならば、そのことをきちんと明記してください。
 多様な人材を求めるので有れば、等しく面接や小論文で見極めて欲しいです。
 スポーツを頑張ることも素晴らしいことです。しかし、一次試験のスタートラインは同じであるべきあり、スポーツで培った人間性は一次試験通過後の二次、三次試験で審査されるべきです。
 別枠で採用が決まるのは正直納得がいきません。
 プロになれなかった学生の救済、もしくは縁故採用が目的なのでしょうか。

【2021年11月04日回答】

回答 【人事課】
 本市の「スポーツ等実績者」を対象とした採用試験につきましては、事務職とは別枠として位置付けております。
 長崎市の職員採用にあたっては、一般的な知識や論理構成力などの基礎的能力に加え、特に市民協働という大きな政策的な方針を捉え、コミュニケーション力といった人物評価を重視しております。一般的にスポーツや芸術などの分野で、高い実績を収めている場合、その実績を収めるまでの過程で、指導者と自身あるいは他の者との間において、一定の関係を構築してきていることや、持っている能力や忍耐力、精神力も同時に高いものと考えられます。
 そのようなことから、本市職員として求められる人材に合致するものであり、人物評価に多面性を持たせ、多様な人材の獲得を積極的に行うという考え方から、一定の実績や成果を収めるまでの過程において培われた精神力などの能力に着目し、別枠の採用試験として実施しております。スポーツのみの実績ではありませんし、プロになれなかった方の救済や縁故採用を目的としたものでもありません。
 なお、多様な人物評価を行うことを趣旨とするものであり、スポーツ等その者の実績に特化した専門職としての採用を行うものではないため、採用後に配置される所属の範囲につきまして、通常の事務職の試験で合格した職員と差異はありません。
 
関係所属 人事課  【直通番号】:095-829-1119】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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