長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【50代】  【2021年10月受信】

ご意見(要旨) 【犬や猫の殺処分について】
 長崎動物管理センターなどで長崎市はすぐに殺処分を行なっているとSNSにあがっていますが、殺処分ゼロを国は目指しております。保護団体に協力を得て殺処分をゼロにしている市町村も数多く存在しております。他の市町村から学び殺処分ゼロを目指してください。殺処分をする機械を稼働させることがないようお願い申し上げます。

【2021年10月22日回答】

回答 【動物愛護管理センター】
 長崎市では、長崎市動物管理センターと市内の動物愛護団体の皆様とボランティアで犬の訓練を行っていただいている警察犬訓練士の方やトリマーの方等と密に連携、協働して、平成26年度から今日まで犬の殺処分ゼロを継続しております。
 しかし、猫について長崎市は、猫の生息に適している環境で、飼い主のいない猫(いわゆる野良猫)の生息数が大変多い状況に加え、猫の放し飼いや野良猫への餌やり行為をする人が多いことが野良猫を増やし、地域住民の生活環境被害を拡げ、不幸な猫を増やす要因となっており、猫の適正飼養に関する市民の意識の向上、普及啓発が大きな課題となっています。
 このような状況から、猫の適正飼養や野良猫への無責任な餌やり行為の弊害等に対する啓発活動や個別指導等を重ね、また、野良猫の繁殖及び野良猫による生活環境被害を抑制するため、野良猫の不妊去勢手術費用の助成を、平成26年度から行っております。制度を活用するボランティアの皆様と手術を行っていただく獣医師会の皆様のご尽力、さらにボランティアの皆様による猫の譲渡活動等により、殺処分数を削減することができています。なお、不妊去勢手術費用助成制度を開始する前と比べ、昨年度は73%削減となっています。
 これは、殺処分ゼロに向けた市内の動物愛護団体や個人のボランティアの皆様、市民の皆様のご理解ご協力の賜物、行政と動物愛護団体等のボランティアの皆様との官民一体となった協働の成果であり、大変、感謝をしております。
 今後とも、市民の皆様の動物の愛護及び動物の適正飼養についての関心を高め、人と動物との共生社会の実現につなげていきたいと考えておりますので、皆様のご理解ご協力、特にボランティアの皆様へのご支援、ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。 
関係所属 動物愛護管理センター  【直通番号】:095-844-2961】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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