長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【不明】  【2021年09月受信】

ご意見(要旨) 【被爆者定期健康診断】
 コロナ禍でお忙しいことと存じます。
 昨日、90歳の父が落ち込んでいたので話を聞くと「被爆者定期健康診断」のもりまちハートセンターからの封筒が母(87歳)には来たのに自分には来ないので電話したら、「90歳には案内は出さない」と対応されたとのことでした。
 もう何十年も夫婦2人で診断に行ってるのに寂しかったようです。かわいそうでした。
 まず流れとしては地区の小学校での健診案内がハガキで来るようですが、高台にあるためそこには行かず、もりまちハートセンターに行きます。
 高齢の父のこと、市役所に電話したのか。もりまちハートセンターに電話したのか。90歳といっても若いので対応には優しく対応してほしかったです。
 そこで父のような90歳でも元気な被爆者は多いと思います。「広報ながさき」でぜひハートセンターからのお便りはないけれど、ハガキを持ってくればハートセンターでの受診は可能など紹介してもらえませんか。

【2021年10月12日回答】

回答 【援護課】
 まず、この度、不快な思いをされたことに関し、お詫び申し上げます。
 長崎市における被爆者定期健康診断については、被爆者の皆様の利便性を考慮し、市内の各地区を巡回して健康診断を実施する「地区巡回健診」を中心として、長崎市原子爆弾被爆者健康管理センター(もりまちハートセンター6・7階、以下「センター」といいます。)などでも実施しています。
 この被爆者定期健康診断の案内については、公益財団法人長崎原子爆弾被爆者対策協議会(以下「協議会」といいます。)が指定管理業務として、センターの運営と併せ、実施しています。
 ご両親におかれましては、例年、地区巡回健診ではなく、地区巡回健診を受診されなかった場合に、協議会から送付する勧奨文書を待って、センターで受診されていたところ、今回、お母様のみに勧奨文書が届いたことにより生じたものでございます。
 勧奨文書につきましては、様々なご事情により、地区巡回健診を受診されなかった方々に送付しているものですが、「高齢で健診に行くことができないのに、なぜ送ってくるのか」などのご意見・ご指摘もあり、90歳以上の方には送付を控えております。しかしながら、今回のご指摘を踏まえ、協議会とも協議のうえ、勧奨文書の送付については、ご本人のご意向に沿うような対応にするよう検討したいと考えています。
 また、お父様が協議会に電話した際の対応につきましても、協議会とも協議のうえ、丁寧で分かり易く説明するよう努めてまいります。
 なお、被爆者健診の際に持参するものとしては、原則的には被爆者健康手帳となっており、広報ながさきにも記載しているところですが、センターに案内はがきを持参した場合や、これまでにセンターでの受診があれば、案内はがきの持参がない場合であっても受診していただいています。広報のあり方に関しても、協議会と協議し検討していきたいと考えています。
 これからも引き続き、被爆者健康診断を受診くださるようお願いいたします。 
関係所属 援護課  【直通番号】:095-829-1149】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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