長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【不明】  【2021年08月受信】

ご意見(要旨) 【防災無線の放送は簡潔簡明にするべき】
 まず、防災無線の放送は緊急時に限るべきです。その意味ではコロナの放送を防災無線で行うこと自体が疑問ですが、この点を措いても、現在の放送の内容が冗漫にすぎるのは明らかです。放送に数分間じっと耳を傾けることを要求される側の負担を軽視しすぎではないですか。
 たとえば、現在コロナの放送は以下のとおりです。
「長崎市からお願いします。新型コロナウイルス感染の緊急事態宣言が発令されています。人との接触を減らすため、不要不急の外出を自粛してください。家庭や職場での感染対策を、あらためて徹底しましょう。自分を守り、大切な人を守るため、ご協力をお願いします。」
 緊急事態宣言の周知をしたいなら、最初の二文か三文のみで十分です。人との接触を減らすとか、感染対策を徹底するとかは今の状況下では常識であり、あえて緊急時の連絡手段で流すことではありません。そしてもっとも意味不明なのが、最後の一文です。こんなことをわざわざ言われずともみんな自分や家族の身は大事でしょう。
 これまでも「あなたらしい感染対策を」とか「地元のお店を応援しましょう」とか、防災無線放送の内容として首を傾げざるを得ないものが多々ありました。他人の生活に音で有無を言わさず介入し、無理矢理注意を奪うということを軽く考えすぎではないでしょうか。
 防災無線は単なる連絡手段ではないのですから、流す内容は十分に吟味すべきです。その際、文章を読むのと放送を聞くのでは情報伝達の効率がまったく異なることにも留意すべきです。目で読んで一瞬でも、放送を聞かされる側にとってはそうではないのですから、本当にその表現が必要なのかどうか慎重に考えていただきたいです。

【2021年09月09日回答】

回答 【防災危機管理室】
 防災行政無線は、避難情報等の緊急放送のほか、平時から市民の皆様に広く周知すべき情報についても放送させていただいており、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う医療のひっ迫を何としても防ぐため、感染対策の徹底等をお願いする放送をさせていただいております。
 長崎市における新型コロナウイルスの新規感染者数は、7月中旬ごろから感染者が急増し療養者数や病床使用率が高いレベルで推移し、8月19日には県独自の緊急事態宣言が発出、8月27日からは長崎県へまん延防止等重点措置が適用されていることから、まさに危機的状況にあると言えます。
 防災行政無線については、限られた時間内に集約して放送する必要があることから、内容を端的にお伝えできる文言とすることに留意し、感染状況に応じて呼びかけ内容や放送頻度を調整するなど、市民の皆さまに伝わるよう工夫しているところですが、ご指摘を踏まえ、放送の表現についてはこれまで以上に気を付けながら、市民の皆様に伝わりやすい放送を目指してまいります。
 なお、放送頻度については、7月30日に長崎県が警戒警報を発令したことを鑑み、一層の感染防止対策が必要となることから、それまで週1回行っていた放送を毎日放送することとしています。
 今後も、一日も早い収束に向け全力を尽くして取組んでまいりますので、ご理解、ご協力をお願いいたします。 
関係所属 防災危機管理室  【直通番号】:095-822-0480】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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