長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【不明】  【2021年07月受信】

ご意見(要旨) 【原爆今昔物語】
 今は昔原爆投下以来10年間頃の話、新型爆弾に合えば草木も永久に生えないとの噂が広がり、長崎の若い娘さん達は目出度く結婚しても子供が出来ぬとの伝言の打ち消しに苦労し、自分は被爆者ではないとの主張さえして何とか結婚へと落ち着いた。との話。 時代は流れ、やがて健康な子供達、さらには何人かの孫達にも恵まれお陰で本当に幸せな生活を送っています。しかし昨今は”自分は原爆二世で被爆後遺症で悩まされている”との訴えさえ出ているとのこと寧ろ末来永劫長崎市民の今後のことが心配です。

【2021年08月19日回答】

回答 【援護課】
 被爆二世の原爆放射線による身体的・遺伝的影響については、公益財団法人放射線影響研究所が調査研究を長期に継続して実施しているところですが、現時点では、その影響があるという科学的知見は得られていません。
 また、被爆二世の援護対策については、各都道府県、広島市及び長崎市が国からの委託を受けて実施している「被爆二世健康診断」があります。これは、被爆二世の中には健康面での不安を訴え、健康診断を希望する方が多い現状に鑑み、健康診断を実施して、被爆二世の健康状態の実態を把握するとともに健康管理に資することを目的として、年1回、無料で健康診断を実施しているもので、その受診結果については、それぞれ各都道府県、広島市及び長崎市が医療機関等から提出された健康診断個人票と問診票を取りまとめ、年度末に一括して厚生労働省に提出しています。
 上記の状況から、長崎市においては、被爆二世の原爆放射線による身体的・遺伝的影響に関する調査研究の更なる促進などについて、長崎県とも連携しながら、国に対して要望を続けており、今後も継続してまいります。 
関係所属 援護課  【直通番号】:095-829-1149】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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