長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【不明】  【2021年06月受信】

ご意見(要旨) 【出島メッセについて】
 出島メッセについてお尋ねします。
 国内大会や国際会議などを誘致し、交流人口の拡大、経済活性化を目的に事業が進められていますが、今般のコロナ感染拡大によって、リモートによる大会、会議が世界常識になりつつあります。
 出島メッセへの会議などの誘致は実現できるのか。リモート会議が誘致できても交流人口の拡大に繋がるのか。
 現在の誘致確定の数、キャンセルの数がどうなのか。
 200億円を超える財政投資した事業です。これらの市の考えを教示ください。また、広報ながさきなどで、市民に考えを伝えてください。

【2021年08月05日回答】

回答 【交流拠点施設整備室】【観光交流推進室】
 出島メッセ長崎への誘致については、指定管理者である(株)ながさきMICEが中心となり、長崎市やDMO((一社)長崎国際観光コンベンション協会)等と連携し、医学、海洋科学、平和関係など、他都市との差別化が可能な長崎の強みや特色を活かし、経済効果が高く、都市ブランドの向上につながるものなどを誘致ターゲットとして、誘致活動を展開しています。
 コロナ禍においても、国内大会や国際会議のほか定期的に開催される国家・民間資格試験等の新たな主催者への営業や、県内の大学を対象としたモニター割引の創設などの訴求力のあるパッケージプランの提案、県内団体・事業者への継続的なアプローチに加え、施設のコロナ対策の周知強化、ウェブ広告を活用した広報など、時機に応じて戦略的な取組みを進めているところです。
 出島メッセ長崎の利用者目標である年間61万人に対して、四半期ごとの到達目標を設定し誘致活動を進めており、開業後の実績値の増減も考慮し、開業月である今年11月には利用想定見込が61万人に到達することを目標に掲げています。 
 令和3年3月末時点における利用想定見込は約40万3千人で、達成率は約66.0%(目標値:65.5%)、令和3年5月末時点における利用想定見込は約47 万人で、達成率は約77.0%(目標値:74.9%)となっており、各時点における目標を達成できている状況です。
 なお、新型コロナウイルス感染症の影響により、開催時期の延期や中止が5件ありましたが、コロナ禍という厳しい状況の中でも主催者から施設利用に関して予約や問い合わせをいただいており、目標をクリアしながら順調に誘致を進めています。
 国際会議をはじめ、学会、大会、イベントなどを誘致し、国内外から多くの人を呼び込むことで、出島メッセ長崎における年間のMICE開催による経済波及効果は約114億円を見込んでいます。MICEの参加者の周遊・滞在を促進するとともに、MICE開催に伴って生まれる様々な業務を市内事業者が受注していくための仕組みづくりを進めていくことで地域経済の活性化につなげていきたいと考えています。
 また、出島メッセ長崎の開業を今年11月1日に控え、広報ながさきをはじめ様々な機会を通じて、施設内容、誘致状況、開催されるイベント情報などをお伝えしていき、市民の皆様にも主催者や参加者として施設をご利用していただけるよう取組みを進めてまいります。 
関係所属 交流拠点施設整備室  【直通番号】:095-829-1267】
観光交流推進室  【直通番号】:095-829-1426】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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