長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【不明】  【2021年05月受信】

ご意見(要旨) 【長崎をより良いまちにするため】
長崎をより良いまちにするため、なにが必要ですか。
国際会議場、恐竜パーク、あぐりの丘屋内施設、スタジアム、新市役所、新文化施設、駅前開発、、。
箱ものを造る事がすべてでしょうか。
魅力的な大学、会社がない。
家賃が高い、収入が少ない。
駐車場代高い。国保税高い。水道代高い。
マンション高い。
魚高い。ブラック企業多い、、、など。
人口流失の原因はたくさんあり、課題は山積みです。
長崎市は外見をばかりよくして県外にアピールしていますが、中身がスカスカで何も改善されていません。
今のままでは「長崎市は住みやすい」と県外の方にお勧めできません。
県外の方が長崎移住の際、無駄にお金をばらまいてますがそれで人口が増えて嬉しいですか。
割引クーポンばらまいて集客するより、魅力があり、経済的に安心できて、お勧めできる長崎市を目指してほしいです。
なにより今現在住んでいる市民の満足度を上げることが最重要ではないのでしょうか。
安易にタレントを起用して宣伝活動をしていますが、課題を解決しないと何の意味もありません。
長崎市民が住みやすくなったと実感できる政策をお願いします。

【2021年07月06日回答】

回答 【都市経営室】【広報戦略室】
 回答が遅くなり、申し訳ありません。
 現在、長崎のまちでは、出島メッセ長崎や長崎市恐竜博物館、あぐりの丘の全天候型こども遊戯施設、長崎スタジアムシティプロジェクトや新駅ビルの建設を含む長崎駅周辺の再整備など、官民による様々な大型事業が進捗しており、100年に一度とも言える進化の時期を迎えています。
 これらの事業により完成する新たな施設は、単にまちの姿を新しくするものではなく、それぞれの施設には、その施設をつくる明確な目的があります。
 例えば、上記に例示したような施設は、いずれも新たに人が交流する動機をつくります。そして、新たな交流は、新たな消費、新たな仕事、新たな雇用をつくり、施設がなければ生まれなかった経済波及効果を、今後数十年間にわたって生みだし続けます。そして、経済が活性化すれば税収も増え、市民の皆さんの暮らしを良くするための新たな財源が生まれます。つまり、施設をつくるために要する費用は、将来に向けた投資です。
 それだけではありません。これらの施設は、市民の皆さんに、これまでにない楽しみや学びを提供してくれます。
 例えば、出島メッセ長崎は、イベント・展示ホール、コンベンションホール、会議室及び駐車場から成る施設で、多種多様な規模・用途の会議・大会等に対応できるため、これまで長崎では開催できなかったイベントや催事が開催できるようになります。また、専門的な知識や最新の知見に触れられるような会議や大会が長崎で開催されれば、より多くの市民の皆さんが参加していただくことで、楽しんだり学んだりすることができます。さらに、ボランティアなどとして参加することで、たくさんの方と交流を深めることができます。
 以上のように、施設を作ること自体は目的ではなく、その施設が市民の皆さんに何をもたらすのかということが大切であり、そのような点を含めて、市民の皆さんにしっかりとお伝えしていきたいと思います。
 一方で、長崎市が進めるまちづくりは、ハード面の取り組みばかりではありません。人口減少や少子化・高齢化、価値観の多様化など、社会経済状況が刻々と変化している中において、どのような変化にも対応できる基盤をつくるためには、地域の役割が重要になります。その認識のもと、地域コミュニティ連絡協議会の設立支援や地域包括ケアシステムの構築など、地域課題を地域で解決できる仕組みづくりにも力を入れています。
 しかしながら、これまでのところ人口減少に歯止めがかかっていない状況の中では、まちづくりの担い手不足は深刻化しています。その打開策の一つとして特に取り組んでいるのが移住支援です。魅力ある住みやすい長崎にする様々な取り組みと併せて、長崎に移り住みたいと思ってくれる方に対する補助金などの支援にも取り組んでいかなければならないと考えています。
 なお、この補助制度は、長崎市へ移住した後も仕事をしていること、5年以上継続して長崎市に居住することを条件に交付しており、地元事業者の人材確保や税収確保の観点からも、市民の皆さんのくらしにつながっていることをご理解いただければと思います。
 ご意見の中にもありますように、まちづくりの視点として、常に一番に大事にしなければならないのは、市民の皆さんのより良い暮らしをつくることだと考えています。「人口流出の原因」として例示していただいたものの中には、解決が容易ではないものも含まれておりますが、長崎の特色を踏まえた中で、様々な観点からの取組みを粘り強く推進し、県外の方にも「住みやすい」とお勧めしていただける長崎市を、市民の皆さんと一緒になってつくっていきたいと考えておりますので、今後とも貴重なご意見を賜りますようお願いいたします。
 100年に一度とも言えるまちの進化の全体像や進化から生まれる魅力については、まちづくりのプロモーション「長崎MIRAISM(ミライズム)」のホームページから、また、長崎で暮らす魅力については、日常生活に密着したくらしを便利で豊かにする情報をお届けする、くらしのプロモーション「マル得長崎」のホームページからご覧いただけます。

【長崎MIRAISM(ミライズム)】
https://nagasaki-miraism.com/

【マル得長崎】
https://nagasaki-miraism.com/marutoku/ 
関係所属 都市経営室  【直通番号】:095-829-1111】
広報戦略室  【直通番号】:095-829-1300】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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