長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【不明】  【2021年05月受信】

ご意見(要旨) 【公立学校教員の社会適合性の欠如】
1.長崎市立中学校の喫煙の実態
  
5年前頃。休日の朝、夕方は散歩、ジョギングしていた。散歩の途中、中学校の前を通る。土・日は、生徒のクラブ活動のため教員も出勤している様子をみる。中学校正門を通過していたら、正門前で男性の50代の年輩の教員が煙草を吸っていた。正門前の側溝のふたに、たばこの吸い殻をこすっていた。そこで、足を止め、軽い感じで「学校では禁煙ではないのですか」と話したら、ここは学校の敷地外であるので、関係ない、吸ってもよいとの逆キレ反論、捨てセリフをはいた。そんなことを言っているのではないと、頭にきて馬鹿な男性教員は相手にしなかった。男性教員は「すみません」気をつけますなど、表向きでも返答すればその場は済むはず。私から本心をズバリ指摘されての返答だったと思われる。

公立学校の正門、門扉は、通常、通路側より学校敷地に1,2m中に入っている。学校を取り囲んでいるのが側溝、金網フェンス。側溝の内側でたばこを吸っている。明らかに学校敷地内である。

当時、長崎市内の公立学校が禁煙かどうかは正式には確認していない。煙草を吸うなと言っている訳でない。土日でも夕方まで生徒は学校内にいる場合がある。その日は生徒が全員下校していたかも知れないが、正門前はダメでしょう。正門前は公道であり、市民、保護者も通る場所。

たばこを吸うのであれば、生徒、保護者から見えない場所でこっそり吸えば良いこと。 
学校敷地外としても、正門から少し離れて吸えば良い。
煙草の吸殻を溝の蓋、金網にこすって捨てる。マナーが悪い。モラルがない。
「携帯の吸い殻入れ」を自分で用意し、人から見えない場所で喫煙すれば良い。
生徒、保護者から見つかれば問題化するでしょう。
このような単純なことが考えきれないのが問題。若手教員ではない。
このような学校と言う特別な一般企業より、喫煙環境が厳しい公立学校において、判断がつかない県教員の無様な実態。情けない。
喫煙しても社会情勢から判断して、少しは我慢、こっそり吸えば良いこと。
教員としての社会常識、社会的責任の重みを感じていない。

2.社会適合性

御存知のとおり、「コンプライアンス」という言葉がある。
2000年代に入って不祥事が相次いでよく聞くことになった。
ここ数年も毎年のように、大企業、スポーツ関係などの不祥事でマスコミを賑やかせている。
現在では、「法令順守」を超えて、社会、世間の道徳観念に沿っている意味を含んだようになった。

英語圏では、Compliance を狭義の Regulatory Compliance(法令順守)の意味で使っているが、Social Compliance 社会適合性と言う意味がある。
教職員、生徒・児童の職場環境、健康、権利を守り、地域社会の環境も良くしていこうとする積極的な幅の広い考えの姿勢である。
組織の上に立つ、校長、教頭などから、「コンプライアンス」を遵守しなさいと言われても、教職員は業務全てに係わる法令は知らない。
返って、表面上、文書上の「コンプライアンス」の遵守の管理強化を行なえば、現場では実施できないもの、逆に窮屈になり、「コンプライアンス」さえ守れば何をしてもいい」とSocial Compliance 社会適合性 の精神から離れることになる。

いつも思っていたものは、Social Compliance 社会適合性。
「コンプライアンス」よりは「社会常識」。
「社会常識」がなければ最後は人間一人、職員一人としての「良識」、「倫理観」の問題と考えている。

【2021年05月24日回答】

回答 【学校教育課】
「市政への提案」へのご意見、ありがとうございました。
喫煙の実態が見受けられました5年前ですが、当時の長崎市立小中学校は、まだ敷地内禁煙にはなっておらず、分煙の措置をとっておりました。まずはその点をご承知いただければと思います。
しかしながら、当時の男性教員と思われる人物の言動は、不適切な部分があったことは否めません。ご不快な思いをさせたこと申し訳なく思います。今後このようなことが繰り返されないよう、敷地内禁煙の厳守も含めまして、適切な言動や対応に心がけるよう、教育委員会として、校長会等で指導をしてまいりたいと思います。
 
関係所属 学校教育課  【直通番号】:095-829-1195】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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