長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【20代】  【2021年04月受信】

ご意見(要旨) 【中学校部活動の練習時間】
中学校の部活動の練習時間についてです。
現在平日1日、休日1日の休暇日を取らなければいけないというガイドラインがあるかと思います。
しかしながら、「自主練」という名目で平日毎日練習したり、土曜日は部活動、日曜日は公共の体育館を借りて練習するなどしている学校があります。
また、公立と私立でも時間の差があります。
ガイドラインを守っている学校がある中、ルール違反をしてまでチームを強くすることが大切でしょうか。
特に指導歴が長い方が顧問をしている学校ほど、注意されにくい環境があるように感じます。
種目に限らず全ての競技に通じることです。
ぜひ調査と是正をお願いします。

【2021年04月26日回答】

回答 【健康教育課】
市内小中学校においては、『長崎市課外クラブ(部活動)ガイドライン』に基づいた部活動となるよう、校長会等の機会を通じて指導しています。ガイドラインでは、休養日と活動時間の基準を示し、小中学生の成長期における怪我やバーンアウトなどを防ぎ、生涯にわたってスポーツに親しむ土壌をつくることを意図しています。
また、極端な勝利至上主義に陥らないよう、指導に携わる顧問はもとより、部活動サポーターとして位置づけた外部指導者にも定期的な研修会を開催しています。
ただ、実情として、それぞれの学校の状況(生徒数、部活動開設数、運動場や体育館等の広さ、使用可能日等)により、学校によって活動内容のばらつきが生じることがあります。
学校施設での活動が制限される場合には、学校(校長)管理の下、保護者や地域の協力を得ながら、ガイドラインの範囲内(平日2時間、休日3時間程度)で学校外の施設を利用して活動することも考えられます。その際には、児童生徒、保護者、指導者の過度な負担にならないか、「課外クラブ(部活動)ガイドライン」に即した教育活動の一環となっているかということを十分検討する必要があると考えます。
『自主練』は学校の管理外において自主的に行われるものと考えますが、特にチームスポーツ(団体種目)においては、チームメイトが複数人参加していれば、小中学生の心情として『参加しなければ』『みんなに迷惑をかけたくない』といった心境に至ることも十分に考えられるため、各部顧問、外部指導者、保護者間で共通理解を図る必要があると考えます。
今後も、校長会等の機会を通じて指導を行うとともに、各学校の課外クラブ(部活動)振興会とも連携を図りながら、児童生徒の健全育成、体力の向上、健康の保持増進を目指していきたいと考えています。 
関係所属 健康教育課  【直通番号】:095-829-1197】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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