長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【30代】  【2021年03月受信】

ご意見(要旨) 【ペット同伴の避難所】
昨今の災害の多さから避難所に身を寄せることが増えてきていると思います。そのような中で、犬や猫と暮らしている家庭の場合、どうしても避難所へ向かうことが躊躇われてしまいます。東日本大震災や熊本地震でもペット同伴が可能な避難所が少なく問題になっていたと思います。ペット大国であるはずの日本でペットショップは数え切れないほどあるのに、ペット同伴専用避難所がほとんど整備されていないのはおかしいです。長崎もペット同伴避難所はかなり少ないと思います。長崎は犬猫の殺処分数も全国的にワースト圏内ですのでもっとペットと人の在り方を考え、改めませんか。長崎は大雨や台風が毎年襲ってくるのでペットがいる家庭のためにもペット同伴可能な避難所の設置をお願いいたします。

【2021年04月15日回答】

回答 【防災危機管理室】
長崎市では、ペットの避難が必要な場合には、ペットゲージ等を準備していただき、ピロティなど屋外の屋根がある場所等で飼育していただく「同行避難」をお願いをしています。
しかしながら、指定避難所においてペットを避難者と同じ居住スペースで飼育管理する、いわゆる「同伴避難」については、動物の鳴き声や臭い、動物アレルギーを持つ人への配慮などから受け入れを行っておりません。
令和2年9月の台風第10号接近の際は暴風雨により屋外で飼育することができないこと、また、多くの市民が避難することが想定されたことから、長崎市では事前のペットの同行避難についての問合せに対して、受入れが困難なことをお伝えするような状況でしたが、実際にペットを同行した方が避難所に来所され、現場判断で同行避難を受け入れたケースもありました。
動物に対して多様な価値観を有する人々がいらっしゃることを考えますと、災害時のペット避難のルール作りにつきましては、容易なことではございませんが、解決すべき課題と認識しております。
現在は、災害時のペットの避難場所として安全な親戚や知人宅などを事前に決めておくことや平時からのペットのしつけやペットケージの準備など、ペット避難のルールを周知するとともに、屋内に飼育のスペースを有し台風時でもペットの同行避難ができる避難所の開設を調査・検討しているところです。
いずれにしましても、災害時においては避難を必要とする人が躊躇することなく避難できることが重要でありますので、ペットの同行避難も含め円滑な避難が行われるよう努めてまいりたいと考えておりますのでご理解のほどよろしくお願いいたします。 
関係所属 防災危機管理室  【直通番号】:095-822-0480】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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