長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【30代】  【2021年02月受信】

ご意見(要旨) 【防災無線による無許可・個人宅住所開示について】
2020年7月九州豪雨により被災しました。自宅敷地内の崖崩れが起きたのですが、防災無線にて、自宅番地まで入った情報が災害発生当日に流れ、その結果頼んでもいない悪徳建築業者が災害現場にすぐ来ました。こちらは、災害が起きてパニックになっているうえ、隣家にも土砂が流れたことから、緊急処置として10万円で出来る範囲でお願いしたいと言いました。日が経つにつれ、業者に話をはぐらかされ、結果48万円を支払うことになりました。途中業者にも恫喝されたため、弁護士に仲裁を依頼し、その費用も払っています。
大雨が降り続いている、自宅に入れず乳幼児を抱えて避難しなければならない、誰も建築業者の知り合いがいない、そんな悪条件から、当時冷静な判断ができませんでした。業者の応急処置の仕事内容も悪い、恫喝されるなど、金銭面だけでなく、私たち家族は、この件で多大なストレスを抱えることになりました。
防災無線で、個人宅の番地まで知らせる必要がありますでしょうか。防災無線情報は、誰でも情報を受け取れるようになっています。誰でもアクセスできる情報は町名まででも、十分だと思います。そうでなければ、私たちのように災害時に悪徳業者が乗り込んできて、大変な事になります。
防災無線で個人宅番地まで開示されることは、知りませんでした。事前に連絡があれば、住所の開示を断りました。ここで災害があったと、長崎のローカル局でも報道されたようです。これも住所が開示されたため、場所を特定できたのだと思います。私たち家族は、災害にあったことを世間に広めることを望んでいません。これ以上私たちのような被害が出ないためにも、情報開示の仕方について再考してください。お願いいたします。

【2021年02月18日回答】

回答 【指令課】
ご意見いただきました、防災行政無線による無許可・個人宅住所開示について、お答えします。
大雨等の気象警報や避難勧告など、市民に迅速にお伝えする手段として防災行政無線を利用して放送を行っており、そのうち消防局では、建物火災及び林野火災の発生時に、地域を管轄する消防団員の緊急招集と火災現場付近に居住する市民等への注意喚起を目的として、町名、目標物、目標物からの方角・距離等について放送しております。
お問い合わせのがけ崩れなどの自然災害等については、防災行政無線による放送は行っていません。しかしながら、消防局ホームページへの災害情報の掲載及び事前登録している市民等へのメール配信を行っており、その情報には災害発生場所付近の番地情報も含めているため、一般の方が知り得た情報はこの情報であると思われます。
この情報提供は、災害発生時に、周辺に居住されている方などが正確な情報を入手し、迅速な避難など適切な対応を取ることを目的として行っているものです。
災害時における災害発生場所の情報は、市民の安全安心のため特に必要な情報であると考えておりますので、何とぞご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。 
関係所属 指令課  【直通番号】:095-822-0451】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

検索ページへ戻る   ページのトップへ