長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【60代】  【2021年01月受信】

ご意見(要旨) 【長崎駅前の歩道橋、路面電車駅について】
長崎市を観光で訪れ、路面電車の新長崎駅への接続をめぐり議論があることを知った。
これまでの市側の提案は、「既存系統(1番系統・3番系統)を引き込むことや、駅を起終点とする新たな系統を新設」が内容だったのようだが、行政側の無茶振りのようにしか見えない。
富山駅接続のケースは、駅と前面道路までの距離、運行頻度、駅北側の路面電車線の有無など様々な点で長崎駅周辺とは異なっており、真似をすることは難しく、長崎電気軌道の言い分の方が妥当だ。
もともと交通局を持たない地方自治体には公共交通に通じた職員がおらず、道路建設・修繕を担当する土木職員が担うケースが多い。長崎の場合もこのような例ではないか。
それよりも、観光客にとっての願いは、路面電車に乗車するのに歩道橋を上がらずに乗車できるようにして欲しいと言うことだ。
国道202号の歩道橋は、県道112号が出来る前の時代のものに見える。人口減も甚だしいと言うのだから、交通量も減っているのではないか。エレベーターの繋がる歩道橋を除き、撤去し、横断歩道を設置したらどうか。
路面電車は熊本駅前のように、歩道側に寄せて屋根付きのステーションにして欲しい。駅周辺の構想図を見ても、国道沿いに歩道が描かれていない部分がある。もちろん横断歩道も無い。
国道工事事務所や県警との交渉が必要だが、長崎電気軌道との意思疎通が難しいようなら、無理かもしれないが。

【2021年01月20日回答】

回答 【長崎駅周辺整備室】
このたびは、貴重なご意見をいただきましてありがとうございます。
国道202号の横断方法につきましては、これまで、横断歩道の設置により駅から路面電車の電停までアクセスできないか検討を進めるとともに、交通管理者の長崎県警察や道路管理者の長崎県などと協議を重ねてきました。しかしながら、平面横断の実現のためには国道202号の交通量を相当数減らす必要があり、現時点では歩行者の安全と円滑な交通の両立は困難であるとの結論に至り、断念した経緯があります。
あわせて、路面電車を歩道側に寄せる方法につきましても、同様に関係機関と協議を重ねてきましたが、国道202号を横断するにあたり、交通への影響や安全上の観点から実現は不可能であるとの結論に至っております。
このような経緯により、今回の再整備後においても歩道橋は残ることになりますが、路面電車側と駅側の両方にエレベーターを設置することでバリアフリー化を図る計画となっており、より快適にご利用いただけるよう駅側にはエスカレーターも設置する予定としております。
今後とも、ご利用いただく皆さまにとって安心安全で快適な長崎駅周辺の整備及びまちづくりに取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。 
関係所属 長崎駅周辺整備室  【直通番号】:095-829-1173】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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