長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【20代】  【2020年12月受信】

ご意見(要旨) 【長崎市スケートパーク新設の要望】
私は市内の大学に通う者です。
私はスケートボードを初めて半年程ですが、これまでは週に2,3回の頻度で学部の友人達と共に、県営野球場の辺りや、水辺の森公園を練習場所として利用してきました。
通行される方や他の利用者の方の迷惑にならないように配慮しながら練習してきたつもりでしたが、先日、水辺の森公園で警察の方々から職務質問を受け、「水辺の森公園ではスケートボード等に乗ることは禁止である」と言われました。県営野球場の辺りでも警備員の方からお叱りを受け、小江や諫早のスケートパークを利用する様に言われました。
現状では長崎市小江町に市内唯一のスケートパークがありますが、長崎駅からバスで往復1時間以上、運賃では800円かかります。使用可能な時間が9時から18時までであることや、長崎駅や新地バスターミナルまでの移動時間、運賃なども含めて考えると、週に何度も通うことは現実的ではありません。
スケートボードの様なスポーツに関して、邪魔であるとか迷惑だという反感を持たれている方も多いことや、大麻等の薬物、犯罪のイメージと結びつけられることが多いことも承知しております。しかし、全てのスケーターが薬物や犯罪と関係があるわけではありませんし、長崎市の場合先述の様にスケートパークの立地や練習場所の不足から、公園やストリートで練習をする「迷惑な」スケーターが増えてしまっているのではないでしょうか。
スケートパークにはスケートボード、インライン、キックボード、BMXの愛好者が日本中から、時には世界中から訪れます。この街にしかないスケートパークとなれば、トップクラスのスケーターやライダーも訪れ、時には雑誌やテレビで紹介されることもあります。また、スケートボード教室やイベント、大会等を通して愛好者と地域住民との交流や関係の改善が期待できます。
来年開催される東京五輪でも、2024年に開催されるパリ五輪でもスケートボードが正式種目として採用されました。世界ランキングを見ると男子ストリート2位に堀米雄斗選手と4位に白井空良選手、女子ストリート3位に西村碧莉選手、女子パーク1位に岡本碧優選手、3位に四十住さくら選手が名を連ねるなど、健闘どころかメダル獲得が期待されているのは日本人の選手達です。彼らの活躍を見て長崎市でもこれから愛好者が増加していくことが予想されます。これからも増えていくだろうと思われるスケーター、すでに何年も練習を重ねプロになる目標があるようなスケーター、親子でスケートボードを楽しむ愛好者などが堂々と練習できる環境の整備を進めていくことが必要です。
競技者数と需要の調査やパークの規模、予算の編成など、今すぐに新設することは難しいと思いますが、まずは水辺の森公園などに柵を設置して練習場所を確保するなど、可能な限り早く対応していただければ幸いです。

【2021年01月15日回答】

回答 【スポーツ振興課】
スケートパークについての貴重なご意見ありがとうございます。
ご意見にありますように、長崎市内には本格的にスケートボードができる施設として、長崎県が管理している「長崎小江スケートパーク」がありますが、設置場所が市内中心部から離れた場所に設けられており、気軽にスケートボードをしに行くことは困難であると思います。
しかしながら、長崎市内に既にスケートボードができる本格的な施設があることから、長崎市としましては、本格的な施設スケートボード専用の広場ではなく、子どもや若者が気軽に行きやすい場所に、スケートボードなどのスポーツができる多目的な用途としてのスペースを確保できないか検討していきたいと考えています。 
関係所属 スポーツ振興課  【直通番号】:095-824-3728】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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