長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【不明】  【2020年11月受信】

ご意見(要旨) 【犬猫の保護について】
長崎では、尾曲がり猫という名の猫を一般広報などに利用していると思いますが、市として、保護活動に助成金や去勢避妊の促進を広く市民に知らせ、無駄な命を無くすよう、動いているのでしょうか。
毎年殺処分のワースト順位で下の方です。
ネットでも、「あのナガサキ」とさえ言われています。
処分数を減らす、ゼロにするべくもっと市民への周知徹底、補助、団体支援など、また一般企業への働きかけも必要かと思われますが、いかがでしょうか。

【2020年12月10日回答】

回答 【動物愛護管理センター】
市政への提案に貴重なご意見をいただき、ありがとうございます。
長崎市は、温暖な気候で、斜面地や狭い路地等が多く、港町で、猫の生育に適した環境にあるため、猫の生息数が多く、加えて、所有者のいない猫(野良猫)に無責任に餌を与える人や猫を放し飼いにする人も多く、このような行為が野良猫を増やす原因となり、猫の殺処分数が多い要因となっています。
動物管理センターに持ち込まれる猫のほとんどが人の手で育てることが困難な生まれたばかりの子猫です。猫の放し飼いや野良猫に無責任に餌を与える行為が不幸な猫を増やしてしまう原因です。
このような状況を改善するため、長崎市では、猫の室内飼い等の普及啓発や譲渡会の開催、ボランティアと連携した里親探し等を行うとともに、野良猫の不妊化手術費用を助成する「まちねこ不妊化推進事業」に取り組んでいます。
当該事業についても、広報紙等による周知や自治会へのちらしの配布による広報に努めており、これらの取り組みによって、長崎市の猫の殺処分件数は事業開始時(平成26年度)の約半数減となっております。
また、長崎市内では、自治会等の中で役割を決めて、野良猫の不妊化手術を行い、定期的な給餌、糞尿の清掃を行う「地域猫活動」に取り組む地域が広がっており、野良猫の数の減少や生活環境被害の削減が図られております。
今後とも、当センターにおける取り組みについては、広報紙等による周知を積極的に行うとともに、動物愛護団体や自治会等と連携を取りながら、殺処分件数の更なる減少に努めてまいります。 
関係所属 動物愛護管理センター  【直通番号】:095-844-2961】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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