長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【50代】  【2020年11月受信】

ご意見(要旨) 【原爆投下時のCG映像作成のご提案】
今、修学旅行生などに原爆体験者が原爆投下時の話などをしていますが、若い世代は映像で見ることで更に説得力が増すと考えます。
なのでCGが目まぐるしく進歩している今、CGで原爆投下時の様子を再現し、まだご存命の被爆者に意見をいただくことで本物に近いCGが作れると思います。
被爆者の方々も高齢になりCGを作ったとしてもそれがどれだけリアルかを検証できる残り時間は多くはありません。
CGにすれば将来的にはVRで自分が本当に原爆投下時の体験とその悲惨さを体験でき、より核兵器廃絶に寄与してくれるのではないかと考えます。

【2020年11月26日回答】

回答 【被爆継承課】
ご意見ありがとうございます。
近年CGやVRなど先進技術が発達しており、ご提案のとおり、それらが被爆の実相を伝承していく手法の一つであると考えております。
実際に長崎原爆資料館では、プロジェクションマッピングを利用し、きのこ雲の様子や被害の広がりなどを投影するジオラマを展示しています。
また、平成29年には原爆投下直後の長崎市内の様子を再現した3D映像を、長崎大学の研究室が開発し、原爆資料館に併設する国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館で放映いたしました。(現在は長崎大学が保有しております。)
被爆から75年が経過し、被爆者の減少と高齢化が進む中、「被爆者がいなくなる時代」に向けて、これまで以上に被爆の実相の継承に力を入れる必要があると考えており、今後どのような形で先進技術を被爆の継承に活用していけるか、検討してまいります。 
関係所属 被爆継承課  【直通番号】:095-844-3913】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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