長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【70代】  【2020年10月受信】

ご意見(要旨) 【【関連】新長崎駅への路面電車の乗り入れ】
標記テーマに係る提案者の意見について、賛成の立場から意見を申し述べる。
市当局におかれては、確実に当該交通事業者へ伝えるとともに、以下、先の回答の誤認識等を指摘しておくので、市としての責任ある回答を本ページにて公開されんことを切に望む。
「新長崎駅の北側に既存系統を引き込むことや、駅を起終点とする新たな系統を設定できないか検討を進めておりました」については、できない理由を並べるのではなく、どうすれば実現できるのかを検討し実行に移すべきである。
「既存系統を駅側へ乗り入れる」については、駅発着による新設の提案しかしていない。
「軌道事業者からは、経営上、駅への乗入れは困難との見解が示された」については、事業の拡大ではなく現形態の一部を振り向けるため、そもそも経営上の課題は生じない。初期投資分は県市で補助すれば解決する。
「起終点に必要な配車施設や車両留置スペースの確保が難しい」については、広大な東口エリアが生まれるのに、これ以上どれ程のスペースを確保したいのか。
「複雑な分岐施設を要する」については、駅前交差点一か所で分岐させようとするから複雑になるのであって、もっと北側等で分岐すれば至極簡単となる。
「現在の総輸送力の再配分が必要となり、系統の新設に伴って現行系統の輸送力が低下する」については、駅発着の車両は全てが現行系統を運行するのであって、おっしゃるとおり再配分すれば総輸送力はほとんど変わらない。
「新しく整備される駅前広場へのバスの乗入れ」については、それこそ電車離れにつながり、経営問題に直結する。
「ご提案は、関係部署や軌道事業者とも共有し、参考にさせていただきます」については、参考にするとは何もしないことであり、実現可能なところから少しでも前に進めないといけない。
「計画等について、市民へお知らせするよう努めてまいります」については、一部報道があるのみで、ホームページも古い情報から更新されていない。

【2020年11月06日回答】

回答 【都市計画課】【長崎駅周辺整備室】
このたびは、貴重なご意見をいただきありがとうございました。
いただきましたご意見に対し、長崎電気軌道株式会社からは、サイドリザベーションや既存系統を活かした運行など、実現に向け検討してきましたが、路面電車の国道横断は円滑な運行の支障や安全性低下を招く恐れがあること、現在の運行間隔を維持するためには、車両留置場所(車庫)の確保や車両と施設の整備、運転士の人件費等、経営上の課題があること、一方で運行間隔を維持しない場合は、長崎駅前電停利用者の利便性の低下や速達性の低下により路面電車離れの懸念や採算性の課題があることなどから、実現は困難との見解をいただきました。
長崎市としましても、平成20年に新長崎駅の北側に路面電車道として「トランジットモール線」を都市計画に位置付け、路面電車の運行に向けて軌道事業者等と検討を重ねてまいりましたが、主に技術的な問題や既存サービス水準の低下につながるため、トランジットモール線への乗り入れは困難との結論に至り、現在、トランジットモール線を車両が通行する幹線街路へ変更する手続きを進めています。
計画等の周知に係るご意見につきましては、随時、ホームページの更新に努めておりますが、ご指摘を真摯に受け止め、市民の皆さまへ、適時、分かりやすい情報をお伝えできるように努めてまいります。 
関係所属 都市計画課  【直通番号】:095-829-1169】
長崎駅周辺整備室  【直通番号】:095-829-1173】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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