長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【不明】  【2020年10月受信】

ご意見(要旨) 【災害時のペット同伴避難のご検討お願いします】
先般の大型台風災害の影響により、被災のあった皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
昨日、西日本新聞の記事を拝読しメールしております。
【西日本新聞 避難所へのペット受け入れどうする。同伴、同行、断る自治体も】
私たちは、市民の安全のため、ペットとの同伴避難をぜひとも実現することを目標に活動しております。
・同行避難とは、飼い主とペットが同行し、安全な避難所まで避難すること。ただし同室内で過ごすことではない。
・同伴避難とは、飼い主とペットが同行し、尚且つ避難所でも一緒の空間で過ごすことができる避難。
と言いますのも、
・飼い主が見えない、そばにいないことによるストレスや不安からくる頻繁な鳴き声
・飼い主を探そうとしたり、不安からくる逸走で飼い主に戻る確率が低い場合野生化する恐れ
・飼い主がペットと離れることを躊躇し避難をためらうことで起こる二次的災害(エコノミー症候群等)
・飼い主がペットと離れることを躊躇し避難が遅れることで起こる甚大な救助活動の負担
ひと昔前までは、ペットとの避難は問題外でした。しかし近年の飼い主や行政の意識の高まりから同行避難または同伴避難の要望が確実に増えてきております。
同伴避難で起こる問題点は承知しておりますが、どのような自然災害でもペットとの同伴避難ができるようにご検討いただきますようお願いします。
もちろん避難が必ず必要と言うわけではありませんし、可能な限り自宅、または短期間であれば車中泊でも問題ないと思っています。
また飼い主への「自助」「準備」等の啓発は不可避です。
しかし貴市がペットとの避難場所を準備されていることを市民が知ることは安心と信頼に繋がると思います。
貴市にお考えいただきたいのは
・ペット保持者と非保持者を分けた避難場所(アレルギー・動物苦手な方への配慮)
・従来の体育館などの広い場所のみならず各教室、公民館の利用、民間施設の協力要請
最後になりますが、このたびの災害時に何か気づかれた点、改善の余地がある点など貴重な情報を共有し勉強させていただければ大変ありがたく思います。

【2020年11月20日回答】

回答 【防災危機管理室】
回答が遅くなり大変申し訳ありません。
長崎市では、ペットの避難が必要な場合には、ペットゲージ等を準備していただき、ピロティなど屋外の屋根がある場所等で飼育していただく、「同行避難」のお願いをしていますが、ご提案いただいた、指定避難所においてペットを避難者と同じ居住スペースで飼育管理する、「同伴避難」については、動物の鳴き声や臭い、動物アレルギーを持つ人への配慮などから受け入れを行っておりません。
災害時のペット避難のルール作りにつきましては、動物に対して多様な価値観を有する人々がいらっしゃることを考えますと、容易なことではございませんが、解決すべき課題と認識しております。
長崎市では、安全な親戚や知人宅などに避難する「マイ避難所」の考え方を推進しており、今後は、ペットを同行して避難できる場所を決めておくことについても加えて周知していきたいと考えております。
いずれにいたしましても、災害時のペット避難は、ペットを守る飼い主自身の安全を確保することが前提となりますので、避難が円滑に行えるよう努めてまいりたいと考えております。 
関係所属 防災危機管理室  【直通番号】:095-822-0480】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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