長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

年代：【60代】  【2020年09月受信】

ご意見（要旨） 【「長崎の鐘」の歌碑について】
NHK朝の連続テレビ小説「エール」の主人公のモデルとなった古関裕而氏が作曲された「長崎の鐘」にまつわる特別展が開催されている市の永井隆記念館を訪れました。 その帰路、浦上天主公園の整備工事が目に入りましたが、橋に設けられていた「長崎の鐘」の歌碑が撤去されていてショックでした。 整備後に公園内に改めて設置していただけるのでしょうか。 また、コロナ禍の影響で工期が遅れているようですが、いつごろ整備が完了するのでしょうか。

【2020年10月09日回答】

回答　【地域整備１課】

日頃より、公園行政におきましてご理解いただきありがとうごいます。 お申立ての天主公園の整備につきましては、平成28年度よりワークショップを開催したり、利用者の方々からのご意見を伺ったりなど、地域の方々からのご要望やご提案をいただきながら、再整備計画を策定しております。 この中で、「長崎の鐘」の譜面が刻まれているコンクリート壁につきましては、当初、道路から公園への転落防止のために設置したものでありますが、一方で、公園を利用する際に、このコンクリート壁により公園内の見通しが悪くなり、「暗くて怖い」や「死角が多くて危ない」など、子供たちを安心して遊ばせることができないといった声がありました。また、これまでの公園内のマナーにつきましても、もっと開放的に、見通しを良くすることで公園利用のマナーの向上にもつながるのではないかという意見もありました。 このようなご意見をふまえ、今回の再整備では、道路と公園との高低差をなくし、バリアフリー化した園路や新たな出入り口、遊び場などを整備することで、公園全体を明るく見通しを良くし、誰もが利用しやすい公園づくりを行うこととし、コンクリート壁につきましては、道路から公園へ転落する危険性がなくなったことにより、撤去する方向で計画いたしました。この整備計画につきましては、地域の方々へ説明しご了解をいただいております。 現在、公園内においてこのコンクリート壁に代わる新たなものを設置する計画はありませんが、今後、公園の利用形態や地域の要望等をふまえながら、より良い公園となるよう努めてまいりたいと考えております。 なお、公園全体の整備につきましては今年度内での完成を予定しておりますので、ご理解とご協力の程よろしくお願いいたします。

関係所属	地域整備１課  【直通番号】：095-829-1164】