長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【50代】  【2020年09月受信】

ご意見(要旨) 【ペットとの同行避難】
私は高台の古い木造家屋に住んでいます。
今回、未曽有の台風(2020.10号)ということで、命を守るために避難しようと思いました。
しかし、あじさいコールや災害対策室にお尋ねましたが、いずれもペットと同行の場合は避難はできないとのご回答でした。
ペットホテルはどこも満室で入ることはできませんでした。
今、午後13時ですが、これから風が強まると思うととても不安です。
検索したところ、2018年7月にも別の方がペットとの同行避難についてお尋ねされていましたが、長崎市の回答は「可能な限り受け入れ可能な避難所を調整し、相談者へお知らせしているところです」と書かれてありました。
しかし、今回尋ねた際は「その場合は避難はできません」との回答でした。全国的にもペットとの同行避難は問題になっており、ガイドライン等が定めてあると聞きます。
避難できないと言われると家で過ごすしか方法がありません。
なんとかならないのでしょうか。

【2020年11月19日回答】

回答 【防災危機管理室】
回答が遅くなり大変申し訳ありません。
長崎市では、ペットの避難が必要な場合には、ペットゲージ等を準備していただき、ピロティなど屋外の屋根がある場所等で飼育していただくようお願いをしています。
しかしながら、指定避難所においてペットを避難者と同じ居住スペースで飼育管理する、いわゆる「同伴避難」については、動物の鳴き声や臭い、動物アレルギーを持つ人への配慮などから受け入れを行っておりません。
今回の台風災害では、ペット避難について多くの相談を受けましたが、暴風によりピロティなど屋外で飼育することができないことが想定されたことから、受け入れが困難なことをお伝えするような状況でした。
動物に対して多様な価値観を有する人々がいらっしゃることを考えますと、災害時のペット避難のルール作りにつきましては、容易なことではございませんが、解決すべき課題と認識しております。
また、安全な親戚や知人宅に避難する「マイ避難所」の考え方の中に、ペットを同行して避難できる場所を決めておくことについても加えて周知していきたいと考えております。
いずれにいたしましても、災害時のペット避難は、ペットを守る飼い主自身の安全を確保することが前提となりますので、避難が円滑に行えるよう努めてまいりたいと考えておりますのでご理解のほどよろしくお願いいたします。 
関係所属 防災危機管理室  【直通番号】:095-822-0480】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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