長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【70代】  【2020年07月受信】

ご意見(要旨) 【高齢者等肺炎球菌予防接種について】
広報ながさき7月号に「高齢者等肺炎球菌予防接種」の案内が掲載されていました。市からハガキが届いた60歳から65歳の方が対象との事ですが、私には未だかつて届いていません。厚生労働省においては、同ワクチンの接種率を高めるため、70歳以上を対象に費用助成をすることにしたという事を聞きました。コロナの第2波ともいえる蔓延が始まってきている様ですし、感染し重篤化すれば肺炎に掛かるリスクは高齢者にあっては高くなっています。
万が一のリスク回避の為にも、予防接種の機会を与えてもらいたいと思いますがいかがでしょうか。

【2020年08月12日回答】

回答 【地域保健課】
先日ご意見をいただきました件につきまして、次のとおり回答いたします。
定期接種につきましては予防接種法及び予防接種法施行令の規定により、市町村が予防接種を行わなければならないと定められております。
高齢者等肺炎球菌予防接種につきましては平成26年度から定期接種となったため、長崎市では協力医療機関に委託して予防接種を実施しております。
65歳を対象として始まった制度ですが、すでに65歳以上の方にも接種の機会を与えるために、経過措置として70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳となる方も対象としており、長崎市から該当する年度の6月頃にご案内のハガキをお送りしております。
また、60歳から65歳未満の方で、心臓、腎臓、呼吸器の機能またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する方も医師の判断で対象としております。
上記の経過措置は令和元年度までの予定でしたが、令和5年度まで延長となったため、令和元年度からは、前回対象時に定期の予防接種を受けていない方に限って、同様のご案内を該当する年度にお送りしています。
対象の年度となっているが郵便事情等でハガキが届いていない、紛失したかもしれない、という方は長崎市地域保健課へお問い合わせいただければと思います。
次に、予防接種の機会についてですが、国が定める定期接種実施要領にて、これまでに当該ワクチンを接種した方は定期接種の対象外となっているため、過去に予防接種をされた方は公費助成を受けることができません。
そのような方にも予防接種の機会を与えてもらいたいという同様のご意見が全国的にあっていると伺っておりますので、今後機会を捉え、そういったお声を国へお伝えしていきたいと思っております。
なお、この高齢者等肺炎球菌予防接種については、23種類の肺炎球菌が原因による肺炎についての予防はできますが、新型コロナウイルスによる肺炎については予防できませんのでご了承ください。
このたびはご意見、ありがとうございました。 
関係所属 地域保健課  【直通番号】:095-829-1153】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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