長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【30代】  【2020年06月受信】

ご意見(要旨) 【クルーズ船の医療費負担について】
クルーズ船の医療費1,000万を市が負担するそうですが何故ですか。市が負担というのは市民の税金を使うということですよね。
市民は乗船員が市内の病院を受診していたりと外出していたため大きな不安に襲われました。それなのに医療費まで負担する必要はありません。クルーズ船をコロナ後に受け入れた責任等あるのなら、その責任は市民では無いと思います。
それであれば今後クルーズ船受け入れしないで下さい。
今後も同じ事が起こればずっと市民の税金が自分達の意図しないところに使われていくことになります。
市民の税金を医療費に当てないで下さい。反対です。

【2020年07月06日回答】

回答 【地域保健課】
貴重なご意見ありがとうございます。
クルーズ船コスタ・アトランチカ号の乗組員の新型コロナウイルス感染に伴い生じるPCR検査等の行政検査費用と入院に要する医療費は、合計で約3,170万円(6月25日現在、1名の乗員が入院中のため金額は概算)を見込んでおります。
新型コロナウイルス感染症は、感染症法(感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律)における指定感染症であり、同法に基づき、市中へのまん延を防ぎ、感染症から市民の皆様を守るために対応を行っており、同法の規定によって、かかった費用については国と市が負担することになります。
費用の内訳については、検査費用が約1,170万円、入院費が約2,000万円で、このうち検査費用の2分の1、入院費の4分の3は国が負担することになるため、市は約1,000万円の負担となります。
なお、市が負担する約1,000万円についても、別途、特別交付税による8割の財源措置があるため、実質的な市の負担は約200万円になると見込んでいます。
しかし、乗員乗客が数千人に及ぶ大型クルーズ船における集団感染に対しては、労働力が限られる地域の保健所だけでは対応が困難であることや、多国籍の乗員乗客について、属している国によって対応を変更する必要がある場合の交渉や調整等についても、国等の支援が必要となることから、責任を持って対応するためにも、更なる財政支援も含め、法整備や体制整備を国に要望していきたいと考えています。
クルーズ船の受入れや修繕事業については、長崎市にとっても重要な事業の1つです。
そのため、先ずは今回の事案を検証した上で、今後、市民の皆様に安心してクルーズ船を受け入れていただけるよう、国・県・市のほか長崎港に関連する様々な関係機関が連携して、クルーズ船の安全な受け入れに関するルールづくりや受け入れ体制をしっかりと整えていくこととしていますので、ご理解をいただければと思います。 
関係所属 地域保健課  【直通番号】:095-829-1153】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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