長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【40代】  【2020年06月受信】

ご意見(要旨) 【長崎の猫殺処分ワーストワン解消と観光を兼ねる取り組み案】
長崎が猫の殺処分ワーストワンということを知りました。
長崎のまち猫を観光の1つとして提案してることは知っていますが、たとえば、ある地域、区域(島などが望ましい)を猫の楽園として殺処分されそうな猫を去勢して移住させる。多少なりとも入場料を取ってそれを猫の去勢費用や食費などにあてる、そこを管理する人なども公募すれば全国から集まるのではないかと思います。
あとは、築年数がかなり経過しているのに空室があるアパートやマンションをペット可物件にすることで(保護猫推奨)猫を飼いたくても飼えないたくさんの人が長崎市に移住してくることも可能性として考えられるかと思います。
ご検討よろしくお願い致します。

【2020年07月16日回答】

回答 【動物愛護管理センター】【移住支援室】
市政への提案に貴重なご意見をいただき、ありがとうございます。
長崎市は、温暖な気候で、斜面地や狭い路地等が多く、港町であり、猫の生育に適した環境にあるため、猫の生息数が多く、加えて、所有者のいない猫(野良猫)に無責任に餌を与える人や猫を放し飼いにする人も多く、このような行為が野良猫を増やす原因となり、猫の殺処分数が多い要因となっています。動物管理センターに持ち込まれる猫のほとんどが人の手で育てることが困難な生まれたばかりの子猫であるのが現状です。
このような状況の中、長崎市内では、自治会等の中で役割を決めて、野良猫の不妊化手術を行い、定期的な給餌、糞尿の清掃を行う「地域猫活動」に取り組む地域が広がっており、野良猫の数の減少や生活環境被害の削減が図られております。
また、長崎市では、猫の室内飼い等の普及啓発や保護した猫の譲渡等の活動に加え、野良猫の不妊化手術費用を助成する「まちねこ不妊化推進事業」に取り組んでおり、殺処分件数は事業を開始した平成26年度と比較すると約半数減となっております。
一方、移住者に対しての取り組みとしましては、「住まい」に関する支援として、移住者向けの空き家・空き地情報バンクの制度をつくり、移住者に空き家を紹介するなどの取り組みを行っているところです。今回いただいたご意見につきましては、アパート、マンションの所有者によることですので、長崎市が推進していくことは難しいと考えます。
いずれにしましても、今回いただいたご意見は、今後の動物愛護・管理、移住支援の取り組みを考える上での参考とさせていただきます。 
関係所属 動物愛護管理センター  【直通番号】:095-844-2961】
移住支援室  【直通番号】:095-829-1249】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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