長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【50代】  【2020年03月受信】

ご意見(要旨) 【新長崎駅への路面電車乗り入れについて】
新長崎駅舎開業後も路面電車の軌道は現在のままのであることは承知しています。電鉄の事情も理解できますし、今の1号系統、3号系統はそのままでも致し方ないと思います。ただし、長崎駅に着いた方の利便性等も優先度は高いものと思われますので、折衷案として、次のとおり提案します。それは、「長崎駅発着の新系統を新設する」案です。駅発着で赤迫方面や崇福寺方面行きを新設するのです。6号、7号系統としてもよいでしょう。そうすれば、電鉄が懸念している課題もクリアできます。実際に電車を利用していると、長崎駅前でかなりの乗降があることをみても、この新系統の需要も十分すぎるほどあると思われます。もう検討済みの案かもしれませんが、その他の検討事項も含めまだ私たち市民に伝わっていませんので、ホームページ等で公表していただければと思います。とにかく、利用者ファーストの視点で、今一度検討していただけないでしょうか。今なら、かろうじて間に合います。

【2020年06月19日回答】

回答 【長崎駅周辺整備室】
このたびは、貴重なご提案をいただき、ありがとうございました。
ご提案をいただいておきながら、ご回答が大幅に遅れてしまいましたこと、誠に申し訳ございません。深くお詫び申し上げます。
さて、路面電車に長崎駅発着の新系統を新設するご提案についてですが、長崎市においては、鉄道と路面電車との連携確保などを目的として、新長崎駅の北側に路面電車の通行空間(トランジットモール線)を確保し、そこへ既存系統(1系・3系)を引き込むことや、駅を起終点とする新たな系統を設定できないか検討を進めておりました。しかしながら、既存系統を駅側へ乗り入れることで時間的なロスが発生するなど、利用者の利便性が低下することや、軌道事業者からは、経営上、長崎駅への路面電車の乗入れは困難との見解が示されたことから、実現には至りませんでした。
今回、再度軌道事業者と協議を行ったところ、施設面の大きな課題として、起終点に必要な配車施設や車両留置スペースの確保が難しいこと、複雑な分岐施設を要するために非常に高度な安全の担保が困難であるとの見解が示されております。
また、運用面の課題として、長崎駅発の新系統としては、赤迫、蛍茶屋、崇福寺の各方面への3系統が考えられますが、経営上、車両や労働力を増やすことが難しいため、現在の総輸送力の再配分が必要となり、系統の新設に伴って現行系統の輸送力が低下することから、系統の新設についても容易ではないとの見解をいただいております。
このようなことから、長崎駅前においては、路面電車は現行系統の運行を継続することとなりますが、今後は、新しく整備される駅前広場へのバスの乗入れや快適な歩行者動線の確保など、JRから二次交通への乗継ぎ利便性の向上策について検討していきたいと考えております。また、いただきましたご提案につきましては、関係部署や軌道事業者とも共有し、参考にさせていただきます。
最後になりますが、長崎市の検討事項が市民の皆さまに伝わっていないとのご指摘につきましては、今後、長崎市が進めている計画等について、ホームページ等を通じて市民の皆さまへお知らせするよう努めてまいりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。 
関係所属 長崎駅周辺整備室  【直通番号】:095-829-1173】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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