長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【30代】  【2020年04月受信】

ご意見(要旨) 【コロナウイルスによる休校について】
いよいよ新学期がスタートしますが、県内でも感染数が増加傾向にあるこの状態で予定通りに学校は始めても大丈夫なのでしょうか。これまで保護者の理解、協力のもと自粛してきて、子供たちも色々なところで我慢をして感染拡大防止につとめてきました。ですがそれでも感染拡大が懸念される今、学校開始で感染の危険のある中に子供を飛び込ませるような気がしてとても不安に思います。
もちろん休校により様々な面に支障が生まれることを踏まえた上ですが、まずは子供たち、また周囲の人の命を守りたいのです。
休校だけが救命の措置とは思いませんが、首都圏のように休校の延長ということはあり得ないのでしょうか。

【2020年05月01日回答】

回答 【学校教育課】
令和2年度始業式から市立小・中・高等学校の教育活動を再開したことについて説明をします。
4月1日に開催された国の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議においては、これまでの対応について、「集団感染が確認された場に共通する「3つの密」を避ける必要性についての専門家会議のメッセージが十分に届いていなかった」等の課題があったとし、これまでと同様に全国を3つの地域に区分し、地域ごとの状況に応じた対応や行動変容をより一層強めることの必要性等について、改めて専門家会議としての見解が示されました。
学校の教育活動再開の時点では、長崎市は国が示す地域区分のうち「感染確認地域」でした。
また、専門家会議においては「子どもは地域において感染拡大の役割をほとんど果たしていないと考えられており、学校については地域や生活圏ごとのまん延の状況を踏まえていくことが重要である」とも示されています。
このことから、長崎市においては、「3つの密」を避ける対策を確実に実行するとともに、咳エチケットや手洗いなど基本的な感染症対策の徹底を図りながら、小中学校は4月6日(長崎商業高校は4月8日)から教育活動を再開してきました。
活動再開に向けては、登校前の児童生徒の検温や体調確認を確実に行い「健康観察記録表」を記入し、持参させることを周知しているほか、感染すると重症化する可能性が高い健康面への細やかな配慮が必要な児童生徒については、登校に関する主治医の判断を保護者を通して確認し、個別に登校の判断を行うように対応してきました。
以上のような、対応を行い、学校を再開してきたことにご理解をいただきますようお願いします。
今回の4月22日からの市立小・中・高等学校の一斉臨時休業につきましては、4月16日に国が緊急宣言を全国に拡大し、長崎県が緊急事態宣言の対象地区に属することとなったため、長崎県知事から市町立の学校についても一斉臨時休校の要請がありました。要請を受けて、長崎市として、緊急事態宣言の趣旨である、人の移動を極力減らすことで、人と人との接触を徹底的に低減し、感染拡大を防止することにあること、その取組みは全国一斉に行うことで感染拡大防止への効果がより高まることを踏まえ、一斉臨時休校の判断をしました。
今後の再開につきましては、国や県の動きと長崎市内の感染状況を踏まえて、慎重に判断をしてまいります。どうぞ、ご理解をいただきますようお願いします。 
関係所属 学校教育課  【直通番号】:095-829-1195】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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