長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【不明】  【2020年02月受信】

ご意見(要旨) 【長崎平和マラソンについて】
長崎平和マラソンのコースを実際に走りましたが、どこに平和の要素があるのでしょうか。パンフレットには観光名所が載っていますが、ランナーが見れるのは小菅修船場跡、女神大橋、ジャイアント・カンチレバークレーンしかなく、平和マラソンの平和に関連するものが一つもありません。毎年行っているベイサイドマラソンのコースとほぼ変わりません。
マラソンで世界に平和をアピールする企画など他にあるのでしょうか。ゼッケンに平和のメッセージを書くだけだとベイサイドマラソンと一緒です。

【2020年07月07日回答】

回答 【*平和マラソン推進室】【平和推進課】
ご意見ありがとうございます。
2020年(令和2年)11月29日(日)に開催を予定していた「長崎平和マラソン」は、世界的な新型コロナウィルス感染症拡大のため、終息時期が見込めないことから、長崎平和マラソン実行委員会で検討を重ねました結果、令和2年5月に「大会開催を当初予定日から1年程度延期する」ことに決定いたしました。今後は、令和3年度以降の大会開催に向け、再度準備、検討を行ってまいります。
開催にあたっては、フルマラソンという機会を活用し、実際に走るランナーの皆様はもちろんのこと、沿道で応援する観客や出展ブース会場に訪れる方々、さらには大会を準備・運営するスタッフの皆様が、それぞれの場面で、「平和だからこそマラソンができる」「こんな小さなことも平和を創ることにつながる」といったことを実感していただける大会にしたいと思っております。
コースにつきましては、スタート及びフィニッシュ地点を、ベイサイドマラソンでは水辺の森公園としておりますが、長崎平和マラソンでは、爆心地等を含む平和公園地区内の市営陸上競技場前に設定しております。平和の尊さを発信する拠点である平和公園地区を大会の起点とすることが、大会の趣旨を理解していただくうえで最適であると考えております。また、被爆された方々が水を求め亡くなられた浦上川線沿いもコースの一部としており、その事実についても知っていただきたいと考えております。
平和を発信するための具体的な取組みとしましては、ご指摘のゼッケンに平和のメッセージを書いていただくほか、スタート地点で平和の象徴である鳩を形どった風船を空に放す演出を行ったり、フォトスポットやメッセージボード、献花台などの設置、ハタ作り体験を通して平和を感じることができるようなコーナーを設けるなど、ランナーに限らず、参加されたすべての方々が気軽に平和のことを考えるきっかけとなるような取組みを実施したいと考えております。
大会キャッチフレーズである「ピース・フロム・ナガサキ」を合言葉に、このイベントを通じて、長崎から世界に向け、強く平和の発信ができるよう全力で取り組んでまいりますが、まずは、この新型コロナウィルス感染症が一刻も早く終息することを願いつつ、開催が可能であると判断した時点で、改めて開催日程について調整する予定としております。併せまして、冒頭にも申し上げましたように、様々な形で大会に参加いただくことで平和を実感していただくという趣旨が、多くの皆さんに伝わるよう大会広報に努めてまいります。
関連リンク:https://nagasaki-peacemarathon.jp/
関係所属 *平和マラソン推進室  【直通番号】:095-829-2104】
平和推進課  【直通番号】:095-844-9923 】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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