長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【不明】  【2020年02月受信】

ご意見(要旨) 【マスクを中国に送っている場合でしょうか?】
 日頃より、長崎市の発展にご尽力されている市長、市役所の皆様、ほんとうにありがとうございます。今後とも、ぜひよろしくお願いいたします。
 さて、武漢発新型肺炎の影響を受け、要請により中国にマスク等を送っていらっしゃいますが、これは長崎市民の税金などで買われたものかと思います。これは、長崎の人のために使われるべきものであることは当然であります。もちろん、人道的な見地からこのようなことをされていることは分かっております。
 しかし、現状では、長崎の町でもマスクが不足してきており、インターネットでも高額の取引が問題視されています。医療でも、マスク・アルコールが不足してきています。日本で、長崎で、新型肺炎が大流行することに関して、誰も否定できません。
 岡山県のように、まず、長崎の必要なところ(医療機関など)に配るのが、まず優先されるべきではないでしょうか。もちろん、中国に送ること自体には反対しません。しかし、県民・市民の安全・安心を確保した余力ですべきであり、県民・市民より中国の国民を優先すべきとは思いません。
 もし、長崎でマスクなどが不足している医療施設があれば、マスクを配っていただけないでしょうか。
 また、マスク等の備蓄は何枚あるのか、それは長崎市民のために十分備蓄なのか、これから中国に何をどのくらい送るのか、なぜ送るのかを分かりやすく公表していただきたい。
 そして、市民に同意を求めていただけないでしょうか。
 よろしくお願いします。

【2020年03月19日回答】

回答 【地域保健課】【国際課】
 長崎は古くから中国との交易を持ち、受け継がれている様々な文化や風習は市民生活に密着しています。これまで長い間、友好都市の福州市をはじめ、市民間で中国と様々な交流を深めてきました。
 新型コロナウイルス感染症の発生により深刻な状況にある中国に対して、何か支援ができないか検討した結果、中国にマスクを提供することで日本での感染拡大防止につながることも考慮し、災害発生時などの非常時に窓口業務などで対応するスタッフ用として備蓄していたマスクの一部について、当時最も状況が深刻な湖北省に1万枚、友好都市・市民友好都市の福州市、中山市にそれぞれ6千枚を送ったところです。長崎での非常時用の備えを確保したうえで、できる限りの対応といたしました。
 長崎市に備蓄しているマスクにつきましては、感染症が拡大する恐れがある場合などに、窓口業務や外勤業務など感染の疑いがある市民と濃厚に接触する機会のあるスタッフ用として約19,000枚備蓄しているものであり、感染の拡大を防ぎつつ、公衆衛生や福祉分野の機能を停止しないために必要なものですので、一般に配布するのは困難と考えております。
 なお、現時点では今後、長崎市から中国へ物資を送る考えはありません。
 マスクが不足していることにつきましては、全国的に不足し、供給が滞っている現状を踏まえ、全国市長会から国に対して、生産・供給体制を強化するとともに、特に医療機関や介護施設及び教育の現場のニーズに適切に応えられるよう、速やかに必要数を確保し、市町村に供給するよう要望したところです。
 状況が刻々と変化していく中、市民の皆さまに必要な情報を随時お知らせし、状況に応じた適時・適切な対策を講じてまいりますので、皆様のご協力をお願いいたします。
 
関係所属 地域保健課  【直通番号】:095-829-1153】
国際課  【直通番号】:095-829-1113】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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