長崎市へのご意見・ご提案等の紹介
これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。
年代:【60代】 【2020年01月受信】
ご意見(要旨) 【民生委員について】 |
民生委員には毎年、市税や国税より活動費などが支出されているそうですね。
一人当たりの金額と長崎市全体の総金額ならびに費用に対する活動内容を具体的に教えてください。
また、民生委員は無報酬であると規定されているらしいですが、活動費も報酬も支払うのは同じだと思うのですが、「なぜ、報酬は無いが活動費は貰える」となるのか、分かり易く教えてください。
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【2020年01月28日回答】
回答 【福祉総務課】 |
お問い合わせがありました内容につきまして、まず長崎市が支出している民生委員・児童委員(以下「民生委員」という。)の活動費についてご説明いたします。
長崎市内は、市内49地区に分けて地区民生委員児童委員協議会(以下「地区民児協」という。)を設置しております。
お尋ねの一人あたりの金額は、長崎市では地区民児協会長には一人あたり年額114,600円、その他の民生委員には一人あたり年額68,100円を個人活動費として支給しております。
年度途中で就退任がある場合は月割りで計算しており、平成30年度に支給した個人活動費の総額は、68,148,225円です。
民生委員の職務は、民生委員法第14条及び児童福祉法第17条に規定されておりますが、具体的な主な活動事例としては、担当区域の高齢者や障害者のいる世帯、児童・妊産婦・母子父子家庭、生活困窮者などの援助を必要とする方に対して、生活相談、助言、福祉サービス等の情報提供など多岐にわたっております。
このような民生委員活動のためには、交通費や通信費、業務に関する知識を習得するための研修参加費などの経費が必要であることから、個人活動費を支給しております。
なお、地区民児協会長は、地区の民生委員から提出された活動報告書のとりまとめなど、地区を代表する者としての活動が加わることから、個人活動費を上乗せしております。
また、個人活動費とは別に、49地区の地区民児協に対し地区活動費を支給しております。地区活動費は一地区あたり200,000円と、一人あたり34,000円に地区の定数を乗じた金額を支給しており、平成30年度に支給した総額は44,208,000円です。この地区活動費は、各地区民児協の運営を行うための会議費や研修費などに充てられております。
次に、民生委員の給与に関するお尋ねについてご説明します。民生委員は、民生委員法第10条に「民生委員には、給与を支給しない」と規定されております。給与は労働の対価報酬として支払うものであり、民生委員に支給している活動費は、先述のとおり、労働の対価報酬として支給しているものではありません。 |
関係所属 |
福祉総務課 【直通番号】:095-829-1161】
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(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。
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