長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【60代】  【2019年06月受信】

ご意見(要旨) 【原爆資料館の展示改善を】
 6月22日、久々に原爆資料館に行きましたが、残念なことが4つありました。
 入り口からすぐの左手の壁面に、ロザリオなど浦上天主堂関連の被爆資料が展示されています。壁を穿って、展示ボックスが並んでいます。これらの底部、展示物、展示物が置かれている台に、うっすらとホコリがかぶっています。このような扱いは、悲しくなってしまいます。
 展示場の中央部の大きな石組みと円柱の説明版は展示物に挟まれた奥まった暗いところにあります。これでは表示内容が見えません。
 原爆の実物大模型の説明版。人の背丈より高い位置から縦に説明しているボードが1つあります。下部は目の高さですが、その上の約半分は、読めません。
 永井隆氏に関する展示コーナーがあります。被爆直後からの救援、被爆後の活動は、永井氏に限ったことではありません。文筆・出版活動の内容には功罪があります。このコーナーは、抜本的に見直すべきです。

【2019年07月17日回答】

回答 【被爆継承課】【平和推進課】
 このたびは貴重なご意見をお寄せいただき誠にありがとうございます。
 浦上天主堂関連の資料の展示台にホコリがあることにつきましては、清掃を実施し、除去しました。ご不快な思いをさせてしまい申し訳ありませんでした。今後、清掃の頻度を上げるなど対応に努めてまいります。
 被爆した長崎の街のコーナー中央にある大橋の橋柱の説明版が見えないというご指摘をいただいておりますが、事故防止の観点から説明版の位置を変えることは難しいものと考えております。またこのコーナーは、被爆後に雲や煙等に覆われて薄暗くなったといわれている長崎の街をイメージしているため、展示照明はこのままとなっておりますので、ご理解ください。
 原爆の実物大模型そばの説明版は、多くのお客様がご来館されても、遠くから説明版が見えるようこの高さや大きさとしておりますので、ご了承ください。
 今回いただきましたご意見は、来館者の方々のための貴重なご意見として今後の検討材料等として参考にさせていただきたいと思います。
 なお、永井隆博士のコーナーを含む原爆資料館内の展示内容につきましては、公募による市民や外部の有識者などからなる長崎原爆資料館運営審議会に意見をお聞きしながら運営しておりますことを申し添えます。
 今後とも、長崎原爆資料館は被爆継承、平和発信の拠点施設として、核兵器廃絶と世界恒久平和の実現に寄与するよう取り組んでまいります。 
関係所属 被爆継承課  【直通番号】:095-844-3913】
平和推進課  【直通番号】:095-844-9923 】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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