長崎市へのご意見・ご提案等の紹介
これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。
年代:【60代】 【2019年05月受信】
ご意見(要旨) 【大和武蔵実寸長公園を作って欲しい。】 |
長崎市市長様
私は戦艦大和、武蔵の実寸長による公園を作ってほしいと思っている者です。変な要望ですみませんが、一度ご検討いただけたら幸いです。私は、東京都在中の65歳の一般男性です。戦艦大和、武蔵が好きで、関係する本を読んだり、映画を見たり、模型を作ってその美しい型に憧れています。しかし、何を見ても、何を読んでも、その存在に、実感がありません。やはり大きさを体験できないからだと思います。もちろん、全長263m実寸での大和、武蔵を体験する事に興味がある人も多いと思いますが、大き過ぎますし、また鉄の建造物となると、建設費を考えると、実現し難い、難しい問題だと思います。私は、263mの船体を船体として考えるのではなく公園として考え、高さ1メールの盛り土で表現し、装備類を樹木.草花で表現することにより大和.武蔵を兵器としてではなく、大地・樹木・草花・水・光・風等で表現した公園として、復活させ、甲板を一周したり、艦橋からの眺めを実感出来たらと思っています。しかし、こんなことは、個人では無理です。やはり、大和と言えば広島、武蔵は、長崎ですが、私としては、既に広島には大和ミュージアムが有りますので、長崎市で実現してくれたらと思いメール致しました。ぜひ長崎市としてこの大和武蔵実寸長公園の実現をご検討していただけたら嬉しいです。この公園なら長崎市とって有望な観光資源となると期待できます。広島県呉市に在る大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)は、大変お客様で賑わっていますが、大和の1/10スケールの模型を中心とした施設です。もちろん、実物を再現するのは、資金的にも、兵器であることからも難しいと思いますが、大和武蔵実寸長公園であれば、資金的にも認知の面でも十分可能だと思っています。できましたら、この案件を、長崎市の施設として、無理な場合でも関連する団体や他の地域、ご存知の企業によって実現していだだけたらとても嬉しいです。また、不採用でもこの様な案件について参考になるご意見をいただけたらありがたいです。とんでもない、あつかましい案であることは分かっていますが、一度ご検討いただけたら幸いです。 |
【2019年05月28日回答】
回答 【土木企画課】 |
貴重なご提案、本当にありがとうございます。
早速、「大和・武蔵実寸帳メモリアル公園」のイラストも拝見させていただきました。花壇や遊具、展望台などの公園的な要素を取り入れながら実寸大の盛土で船体を表現する手法をはじめ、随所に込められました工夫は「大和」「武蔵」の迫力を十分に身近に感じさせるものであり、○○様に対し心から敬意を表したいと存じます。
さて、○○様もご承知のとおり、長崎市は、江戸時代には西洋に開かれた唯一の貿易・文化の窓口として、近代以降は海運国日本を支える造船業を主として栄え、国際社会の中で重要な役割を果たしてきました。
また、昭和20年8月9日に投下された原子爆弾により、長崎の街は一瞬にして破壊され、多くの方々が犠牲となりましたが、先人たちの弛まぬ努力により、長崎市は原爆被害の惨禍から復興、発展することが叶いました。
このような背景から、長崎市は核兵器廃絶と世界恒久平和を訴える国際平和文化都市として、その実現に向けて、諸施策を積極的に推進してきているところです。さらに、被爆から70余年が経過し、被爆者の高齢化による被爆体験の直接的な継承が難しくなってきていることから、被爆の実相や被爆体験を後世に確実に伝えるとともに、世界の人々と連携しながら、長崎が先導的な役割を果たしながら、今後とも核兵器のない平和な世界の実現に貢献していく必要があると考えているところです。
従いまして、長崎を代表するような公園整備につきましても、市民のレクリエーションの場となることはもとより、世界恒久平和を希求する被爆地としての役割を担うことが当然に求められるものであり、○○様からのご提案の実現につきましては、ご推察のとおり非常に難しいものと考えておりますので、何卒ご理解くださいますよう よろしくお願い申し上げます。
なお、武蔵の製造を行った三菱重工長崎造船所(資料館)に対し、○○様のご提案の実現の可能性についてお尋ねいたしましたところ、残念ながら武蔵の模型や公園を造る計画はないとのご見解でしたので念のため申し添えます。また、見解に加えて、呉市の大和ミュージアムに隣接して戦艦大和の前方左側を実寸大のスケールで表した「大和波止場公園」が設置されているという情報をいただきましたので、ご承知かとは存じますがお知らせいたします。
この度は貴重なご提案を賜り、本当にありがとうございました。
心から感謝申し上げます。 |
関係所属 |
土木企画課 【直通番号】:095-829-1415】
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(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。
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