長崎市へのご意見・ご提案等の紹介
これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。
年代:【不明】 【2019年04月受信】
ご意見(要旨) 【庁舎建て替え】 |
どうか、市役所庁舎を建て替えないで下さい。残して下さい(本館、別館とも)。思い出があり、別館でしばらく仕事をさせていただきました。他の所に移転したり(公会堂跡ときいてます)しないでほしい。ここだから、みんな来やすいし、バス料金も上がるかも。食堂とかもなじみあり。県庁舎が移転後、全く行ってないし、行きづらい。市長選挙も、田上市長以外3名は、庁舎そのままと言っていたので、田上さんにしてもらいたいけど、それがあり、他の人の氏名を記入しました。田上市長に決まったのはほっとしたが、庁舎を移転させるのが、ちょっと反対です。どうか、このまま継続して耐震工事とかすることにしてこのままにしていてもらいたいです。よろしくおねがいします。
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【2019年05月17日回答】
回答 【大型事業推進室】 |
長崎市においては、将来の市庁舎の整備に備え、平成3年度に新庁舎建設に向けた基金を設置し、以後20年余りの歳月をかけて検討を行ってきました。
そのような中、平成21年度に実施した市庁舎の耐震診断の結果、大規模な地震に耐える充分な強度がないことが判明したことに加え、建物の老朽化が進んでいること、窓口や執務室が分散しており、市民の利便性及び業務の効率性の面で課題があること、より一層の業務のIT化およびバリアフリーへの対応を行う必要があることなど、早急に解決すべき課題を大変多く抱えている現状にあります。
このような現状と、耐震補強を行った際の費用対効果及び機能確保の困難性を踏まえ、平成23年2月に、「市庁舎を建て替える」ことを耐震化の方針とすること、建て替えを検討するエリアとして「現在の市庁舎がある場所から公会堂を含む一帯とする」ことを方針決定いたしました。
建て替えを検討するエリアを「現在の市庁舎がある場所から公会堂を含む一帯とする」とした理由は、市庁舎を現在地付近に置くことで、長崎駅周辺とまちなか地区、水辺の地区といった都市の拠点のつながりが“線から面”に拡がり、都心部全体への人の回遊性の維持や中心市街地の活力の向上につながること、まとまった規模の市有地が集積していること、加えて、交通の利便性が高いことなど、さまざまな点を総合的に勘案したことによるものです。
その後、平成23年度に、「長崎市庁舎建替に関する市民懇話会」を設置して市民の皆さんからご意見をいただき、また、平成23年度から25年度にかけて、市議会の特別委員会で議論を重ねてまいりました。その結果、(1)現地建て替えに比べて施設計画に制約条件が少なく、1棟にまとまり、より良いサービスを提供できること (2)防災拠点としての安全性も確保した庁舎が早期に実現できること (3)工事期間が短いためコスト的に有利なこと (4)まちなか軸に一歩近づくことで、まちなか・市庁舎双方の交流とにぎわいが期待できることなどの理由から、平成25年1月に、建て替え場所を「公会堂及び公会堂前公園敷地」とすることを決定いたしました。
新庁舎の建設場所の決定にあたっては、市民懇話会などを通じて市民の皆さんからご意見をいただくとともに、市議会などでの議論も踏まえながら、多面的な評価を行い、時間をかけて検討してきた経過がございますので、ご理解いただきますようお願いします。
新庁舎につきましては、設計が完了し、今年度から建設工事に着手する予定です。市民の皆さんに親しまれ、安全・安心のよりどころとなる庁舎として、整備を着実に進めていきたいと考えています。 |
関係所属 |
大型事業推進室 【直通番号】:095-829-1411】
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(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。
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