長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【70代】  【2019年01月受信】

ご意見(要旨) 【大村湾水質改善と新運河建設への提案】
風光明媚な大村湾に面したハウステンボスや長崎空港、その周辺の町と自然環境との調和は長崎県観光のこれからの可能性の目玉になるべく魅力に満ちたものだが、潮流変化を持っている場所は早岐瀬戸と針尾瀬戸の二カ所のため、奥に行けば行くほど水質が変わらずプランクトンも生息せず、海草も育たず、結果、魚介類の生息に適さない環境が進むことが考えられ、すでに始まっている。瀬戸付近とハウステンボス海域、中央海域、奥の長与・時津・大村・諫早海域の水質調査を行えば、その水質環境状況は一目瞭然となる。
大村湾の水質環境を今以上に悪くしない、むしろより良い発展的環境に変貌させ、海の幸を豊かに育てるためには大村湾全体に潮流変化をもたらすプロジェクトを長崎県・市で立ち上げる事が唯一の方法と考える。
そこで「大村湾新運河建設プロジェクス」を提案する。
琴海村松町の川と畝刈の川(長崎新漁港)を結ぶ新運河を作ることで潮流を起こし、結果プランクトンを発生させ、魚介類が育つ環境をつくり、長崎の観光新名所を作ることもできる費用対効果、一石三鳥の効果をもたらし注目すべきプロジェクスになりうると提案したい。
琴海村松河と畝刈の距離は3km程度か、この新運河をカヤックに乗りマリンレジャーを楽しめるようになればオランダアムステルダムと同じ光景を生み出し、ハウステンボスから出島を結ぶ水路が完成する。
今の測量技術で水路=運河を作るのは超高層ビルを作るよりたやすい事である。市長・知事選の目玉としてぜひ提案してほしい。4カ年計画で実現してほしい。また、国はこれからの日本のあり方として予算を出すだろう。

【2019年02月12日回答】

回答 【環境政策課】【都市経営室】
大村湾水質改善につきましては、長崎県において「第3期大村湾環境保全・活性化行動計画」を策定しており、長崎市も同計画に基づいて県と連携を図りながら、環境保全に取り組んでおります。また、閉鎖性海域である大村湾の水質および環境保全を図ることを目的に長崎県、大村湾流域の市、町、漁協及び趣旨に賛同する企業により構成する「大村湾をきれいにする会」が設置されております。同会におきましては、浮遊ごみの除去や沿岸一斉清掃、住民の環境保全の意識向上を目的とした啓発活動および環境保全に対する補助拡充など国への要望を行っております。
ご提案がありました新運河建設につきましては、長崎県において、過去に海水導入を目的とした同様の手法の検討が行われております。その結果、費用対効果や、湾内生態系の変化や漁業への影響が懸念されること、また、大村湾内外の潮位差が僅かであり、海水交換が生じる可能性が少ないこと等により実現は難しいとお聞きしております。
なお、大村湾の活性化につきましては、大村湾流域の5市5町で構成する「大村湾を活かしたまちづくり自治体ネットワーク」において、大村湾を活かした地域活性化を自治体間の連携のもと進めていくこととしています。
今後とも、大村湾の環境保全及び大村湾の活性化に取り組んでまいりますのでよろしくお願いします。 
関係所属 環境政策課  【直通番号】:095-829-1156】
都市経営室  【直通番号】:095-829-1111】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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