長崎市へのご意見・ご提案等の紹介
これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。
年代:【50代】 【2018年12月受信】
ご意見(要旨) 【救急車のサイレン】 |
昨今、あおり運転による事故が取り沙汰されています。
私は、長崎市内で27年間にわたり救急病院に勤めてきました。救命が第一であることは、承知の上で、救急車の必要性、救急隊のご尽力にも思いを馳せております。
一方、車を運転しているときに、緊急自動車の大きなサイレンや、アナウンスが後ろから聞こえた時に、あまりにも驚き、自分が事故を起こしそうにもなりました。大きな音が苦手な人間もいること、大きなアナウンスやサイレンだけが、必ずしも救命につながらず、二次被害を起こす可能性があることを知ってほしいです。 |
【2019年01月04日回答】
回答 【警防課】 |
救急車をはじめとした緊急自動車には、周囲の車両に緊急車両が近づいていることを周知するため、電子サイレンを搭載しており、そのサイレンの音量は、道路運送車両の保安基準により、前方20mの位置で90デシベル以上120デシベル以下と定められています。
最近は、車両の気密性の向上やオーディオ音などにより、運転者にサイレン音が届きにくく、救急車の接近に気付かない車両もあることから、交差点を緊急走行する場合は、通常のサイレンに加え車載マイクなどで注意を喚起するとともに、特に交通量の多い交差点では、モーターサイレンを併用するなどの対策を講じているところです。
また、運転者に早期に気付いていただけるよう、フラッシュランプを使用した従来よりも大型の赤色灯を装備し、運転者の視覚にも訴えかけるようにしています。
しかしながら、ご指摘いただきましたように、特にモーターサイレンについては、歩行者を驚かせたり、運転者に威圧感を与えたりする恐れがあり、交通事故などの二次被害につながることも懸念されますので、使用にあたっては、特に交通量の多い交差点などに限定することおよび車載マイクでの丁寧な注意喚起を行うことを徹底するよう再度周知を図りたいと思います。
今後とも市民の救命率の向上を図るため、迅速で安全な緊急走行に努めてまいりますので、ご理解の程よろしくお願い申し上げます。 |
関係所属 |
警防課 【直通番号】:095-822-0436】
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(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。
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