長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【30代】  【2018年12月受信】

ご意見(要旨) 【子育て環境について】
県外から転勤で来た者です。長崎市に引っ越しての印象は、なんと子育てのしにくい町なんだということです。
まずは公共交通機関。バスはベビーカーを畳まずに乗れますとポスターを貼ってあるが運転手のかたは手伝う気すらない。子どもが座る前に発車してしまい転びそうになることが多々ある。ポスターを貼るならそれ相応の対応を望みます。電車は段差が大きくてベビーカーを持ち上げないと乗れないのに、こちらも車掌さんは手伝う気はないかたが多い。一度こちらからお願いすると、すごく迷惑そうな顔をされてそれ以降は頼む気力もありません。バリアフリーの電車にされる予定はないですか。路面電車も低床車両をアプリで場所確認はできるが、走っている路線が片寄りすぎて、1時間待っても来ず。もっとまんべんなく走るよう調整されてはどうでしょうか。
次に子育て支援センターについて。立地が悪すぎるし数が少ない。他の県に住んでいたときは駅やショッピングモールに併設されていたり、主要路線のすぐそばにあった。またそこで子どもの一時預かりをしてくれる所もあった。
子どもを遊ばせる場所がとても少ない。公園も稲佐山、あぐりの丘など立地が悪いとこばかり。もっと手軽に公共交通機関で行ける土地を子どもの遊び場として使えないのでしょうか。
市役所の対応について。友人が二人目が生まれる際、主婦でも子どもを預かってもらえる場所など、何か支援が受けられないか相談に行ったのに、何もないと言われたそうです。それを聞いて同じ親としてとても悲しくなりました。
乳幼児健診で、事細かにアンケートを書かせる割りにアドバイスはほとんどない。何かあればファミサポ利用されてはどうですか、と言われるのはそればかり。ファミサポ以外に提供できることはないですか、なんのためのアンケートなのか書くだけ損な気すらしました。
そして、ファミサポも手続きの場所は中心部にしかなく子連れで行くのが大変。地域センターでもできるようにしてほしい。また、使うにしても自分の自宅でなど制約が多くてとても使いにくい。唯一外で使える子育て支援センターピクニックは立地が悪すぎる。
そして市役所に手続きに行くのって、子連れでは本当に大変なんです。せめて待合室に子どもが遊ぶスペースくらいつくってほしい。
図書館について。持ち込みのものを飲食するスペースがない図書館は初めて見ました。子連れで行くとおやつを食べさせたり、お弁当を食べさせる場所がほしい。なくてとても不便です。
何か少しでも改善していただきたいというのが切実な願いです、どうかよろしくお願いします。

【2018年12月26日回答】

回答 【子育て支援課】【こども健康課】【市立図書館】【都市計画課】【大型事業推進室】
バスや電車の運転手の接遇へのご意見は、各運行事業者にお伝えし、長崎市からも改善を要望させていただきました。
また、低床電車の導入台数は現在5両で、長崎市としても満足のいくサービス水準になっていない状況であると認識しています。車両が非常に高額であることや、低料金で運行している事業者の経営環境もあり、導入があまり進んでいない状況です。事業者としてもこのような状況を改善すべく、本年度(平成30年度)に長崎市の支援も受け、低床電車1両の導入が予定され、今後も計画的に導入を進めていくとのことです。まだしばらくの間ご不便をお掛けいたしますが、だれもが利用しやすい公共交通の環境整備にむけ、交通事業者と連携して取り組んでまいりますので、今後とも公共交通機関のご利用をよろしくお願いします。
乳幼児健診の問診の項目については、保健師がお子さまの健康状態の把握と併せ、子育ての環境や育児の困りごとをお尋ねし、相談に乗るためのものであり、必要な項目となっております。
ご記入いただいた問診表からお答えをしておりますが、今回アドバイスが少なかったことについてお子さまの健康状態についてご不安な思いをさせたことと思います。今回のご意見は保健師とも情報共有し今後も丁寧な対応に努めてまいります。問診表に記載した項目だけでなく、お子さまの状態で日頃気になる点や子育ての困りごとがございましたらお気軽にお尋ねください。
また、健診会場では多くのかたが来所され、相談内容によっては十分な時間を取れない場合がございますので、日ごろから気軽に相談できる体制を整え、ご両親の育児の悩みに合わせた支援メニューを提供できるよう、親身に対応することを心掛けてまいります。
子育て支援センターにつきましては、「長崎市子ども子育て支援事業計画」において、子育て中の親子がより身近な地域で利用ができるように、市内16の区域への設置を目標に掲げておりますが、現在7区域が未設置となっており、ご不便をお掛けしております。設置にあたっては、それぞれの区域において子育て中の親子が利用しやすいことが必要であり、利便性の高い身近な場所にあることが望ましいと考えておりますので、長崎市の既存施設の空きスペースや民間施設を活用し、未設置区域の解消に向けて早期に設置できるよう取り組んでまいります。
子どもの遊び場につきましては、遊び場の機能と併せて、子育て親子の交流や気軽に相談などができる子育て支援機能を持つような施設をまちなかに設置できないか検討しているところであります。
ファミリー・サポート・センターの手続きの場所につきましては、費用や人員体制などの面から各地域センターでの手続きはできない状況であり、中心部以外にお住まいのかたにとってはご不便をお掛けすると思いますが、トラブル防止のためにも会員登録時に直接ご説明させていただく必要があることから、お越しいただいているところでありますので、ご理解いただきますようお願いいたします。
市役所における待ち合い時の子どもが遊ぶスペースにつきましては、子育て家庭が利用する市役所別館の窓口において、一部スペースを確保しているものの、現庁舎では、十分なスペースを確保することが困難な状況でありますので、ご理解いただきますようお願いいたします。
なお、2022年度の完成に向けて事業を進めている新庁舎においては、市民の皆さんの利用が多い手続きや相談の窓口を1階から4階に配置し、2階には、子育てに関連する手続きや相談の窓口および健診機能等を集約した「子育てワンストップ窓口」を配置することとしています。併せて、1、2階にキッズスペースを配置するとともに、1階から4階の各階には授乳室を配置するなど、子ども連れのかたも安心して手続きや相談ができる計画としています。
市立図書館では、所定の場所以外では飲食しないこととしており、1階レストランと冷水器設置場所でのみ可能としております。ただし、健康面を考慮し、現在は飲料で蓋付きの水筒やペットボトルであれば、閲覧室を除いて飲んでいただいております。衛生管理上の観点から、利用者の皆さまに周知し協力をいただいており、ご理解くださいますようお願いいたします。 
関係所属 子育て支援課  【直通番号】:095-829-1270】
こども健康課  【直通番号】:095-829-1255】
市立図書館  【直通番号】:095-829-4946】
都市計画課  【直通番号】:095-829-1169】
大型事業推進室  【直通番号】:095-829-1411】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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