長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【20代】  【2018年10月受信】

ご意見(要旨) 【犬猫の殺処分】
長崎は犬や猫の殺処分数が多いと聞きます。ボランティアの活動は知っていますが、市としての取り組みはどのようなものがあるのでしょうか?

【2018年10月11日回答】

回答 【動物愛護管理センター】
殺処分される犬猫がセンターに持ち込まれる主な原因は、飼い主による飼育放棄や遺棄、無責任な野良猫への餌付け行為等です。当センターでは、犬猫の殺処分数を減らす取り組みとして、次のようなことを行っています。
・家庭訪問や広報車、広報紙などを通じて、犬猫がその命を終えるまで大切に飼い続けること(終生飼養)や動物の習性等に応じて適正に飼うこと(適正飼養)に関する普及啓発活動
・動物管理センターに収容されている犬猫の譲渡会の開催(譲渡会の詳細については、長崎市のホームページ等でご確認ください。)
・センター収容犬の情報を長崎市のホームページで公開
・市内の動物愛護ボランティアとの協働による保護犬猫の里親探し
・県獣医師会、長崎県、長崎市および動物愛護ボランティアとの協働によるながさき動物愛護フェスタ開催
・野良猫に避妊去勢手術を行う市民に対し、手術費用の一部を助成するまちねこ不妊化事業による野良猫の減少や猫による環境被害の軽減
・プロのドッグトレーナーによるしつけ方教室の開催   など
なお、長崎市における犬の殺処分数は、動物愛護ボランティア等の協力の成果もあり、ここ数年はゼロとなっております。
しかしながら、猫の殺処分数は依然として多い状況です。年間1,000頭を超える数の猫が当センターに保護され、あるいは持ち込まれていますが、新しい飼い主に譲渡されるのはそのうち1割程度にとどまっています。
長崎市は温暖な気候に加え車の通りにくい狭い路地や斜面が多く、野良猫の生育に適した環境になっています。さらに、野良猫に餌を与えて放置したり、飼い猫に避妊去勢手術をしないまま放し飼いにする行為が、野良猫が増える原因を作っています。当センターに持ち込まれ殺処分される猫は、そのほとんどが野良猫が産み落とした、生まれて間もない子猫や捨てられた子猫です。こういった状況に対応するため、長崎市では「猫の適正飼養ガイドライン」を作成し、ホームページで公開していますので、是非ご覧ください。
動物管理センターでは、このような現状を機会をとらえて市民のかたにお伝えし、上記の取り組みを進めることで、殺処分の更なる減少を図っています。
関連リンク:http://www.city.nagasaki.lg.jp/shimin/190002/index.html
関係所属 動物愛護管理センター  【直通番号】:095-844-2961】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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