長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【80代以上】  【2018年08月受信】

ご意見(要旨) 【知人の被爆体験をお伝えしたいです】
私の知人は原爆を受けられて苦しい時代を乗り越え、いまだに体中からガラスが出て入院もその都度されています。でも、長い付き合いひと言も被爆の話もされず、その話は嫌うからと皆避けておりました。
先月、私の米寿を祝っていただき初めて原爆前後の苦労を話され、生き証人が身近におり、これはぜひ市長さんにお話を聞いていただきたく思いました。「被災者であって、原爆のお陰と感謝で生きておられるおかた」は他にはないようです。長崎の市民の皆さまも驚き入ることなのではないでしょうか。

【2018年08月31日回答】

回答 【被爆継承課】
長崎市では、被爆者の高齢化が進み、「被爆者のいない時代」が近づくなか、次の世代に被爆体験を語り継ぐ「語り継ぐ被爆体験(家族・交流証言)推進事業」により、被爆体験の継承を進めております。この事業は、被爆体験を託したい「被爆者」と、受け継ぎたい「家族・交流証言者」を募集し、「家族・交流証言者」が、講話ができるようになるまで、長崎市がさまざまな支援を行っているものです。
この事業には、今までご自身で被爆体験を語ってこられなかったかたも、事業の主旨にご賛同いただき、自身の被爆体験を次世代へ引き継いでいただいています。平成30年4月からは、この「家族・交流証言者」の講話活動に関して国も積極的に支援しており、現在、市外での活動が増えている状況です。
また、国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館では、被爆体験記を募集しており、聞き取りにより、被爆体験記の執筆のお手伝いもいたしております。さらに、ご自身が被爆体験を語る場合には、(公財)長崎平和推進協会にお問い合わせいただければ、被爆体験講話についてご説明をさせていただきます。
いずれにしましても、被爆体験者である知人のかたがご自身の被爆体験を語るご意思があることを前提といたしますので、ご紹介いただければ幸いです。
それぞれの問い合わせ先につきましては、下記に掲載させていただきます。

【各お問い合せ先】
1次世代へ被爆体験を託す場合
語り継ぐ被爆体験(家族・交流証言)推進事業
担当:長崎市被爆継承課
住所:〒852−8117 長崎市平野町7-8(長崎原爆資料館内)
電話:095-844−3913

2ご自身の被爆体験をお寄せいただく場合
担当:国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館
住所:〒852−8117 長崎市平野町7-8
電話:095-814−0055

3ご自身で被爆体験を語る場合
担当:(公財)長崎平和推進協会
住所:〒852−8117 長崎市平野町7-8
電話:095-844−9922 
関係所属 被爆継承課  【直通番号】:095-844-3913】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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