長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【不明】  【2018年08月受信】

ご意見(要旨) 【カズオ・イシグロ氏への名誉市民の証書授与について】
カズオ・イシグロ氏に名誉市民の証書を渡すため、市長や随行職員の方々がロンドンに行かれた際に生じた費用は市民の税金から支出されたのでしょうか。旅費・宿泊費等の費用、および随行人数などの詳細について確認したいのですが、どちらのページにて公開されていますでしょうか。
いくら著名人であるとはいえ、名誉「市民」の証書の授与をわざわざ高額な費用を掛けて海外に出向いて行うこと、また、そのような栄誉を受ける機会にすら長崎市に居られないような人物を「名誉市民」とすることに強い疑問と違和感を感じます。
費用や随行職員の人数・内訳、行動日程などの情報開示は当然ですが、ロンドンにまで出向いて直接証書を授与しなければなかなかった必然性についてきちんとページを設けてご説明いただくことを希望します。

【2018年08月15日回答】

回答 【*秘書課】
カズオ・イシグロ氏は、昭和29年に本市で生まれ、5歳まで過ごした後、英国にわたった小説家で、平成29年には、「ノーベル文学賞」を受賞し、市民をはじめ世界中の人々から賞賛され、尊敬を受ける存在となっています。
ノーベル文学賞の受賞は、本市出身者としては初めての快挙であり、また、創作の原点でもある長崎市に対する特別な思いや、平和を願う強い気持ちは、多くの市民に親しみと深い感銘を与えるなど、今後とも市民の誇りとするところであることから、市議会の同意を得て、名誉市民に選定したところです。
名誉市民証書の授与にあたりましては、同氏から、執筆活動中であるため、当分の間、来日が難しいとの回答を得ており、その方法等について調整を行うなか、バーレーンで開催される世界遺産委員会出席に係る出張にあわせ、移動経由地候補の一つであったロンドンでお会いすることが日程上可能となったことから、現地において授与を行わせていただいたものです。
ロンドンでの名誉市民証書の授与は、世界遺産委員会出席に係る出張の過程で実施したものであるため、当該授与に係る費用のみをお示しすることはできませんが、今回の出張に係る旅費、宿泊費等の総額は、市長及び随行職員2人(うち通訳1人)の合計で約380万円となっており、全て公費で支出しております。
また、名誉市民証書の授与等に関しましては、「広報ながさき」平成30年8月号に掲載したほか、長崎市ホームページ内の「ホッとトーク(市長コラム)」でもご紹介いたしており、平成30年9月市議会定例会の本会議冒頭において、今回の海外出張に係る行政報告を行う予定としております。
今後とも、市民の皆さまに対し、市政に関する情報のより分かりやすい提供と発信に努めてまいります。 
関係所属 *秘書課  【直通番号】:095-829-1110】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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