長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【20代】  【2018年05月受信】

ご意見(要旨) 【妊婦の子育て支援】
3年前から長崎市で、妻と1歳の娘と3人で暮らしています。めでたく2人目を授かりましたが、親戚も近くに居ない環境で実家の都合で里帰りもできませんが、そんな状況でも妻は身体に鞭を打ちながら、懸命に子育てと妊娠生活に励んでいます。1人目も長崎市で出産しましたが、産婦人科難民を経験したことがあり、長崎市は非常に子育てしにくい街だと感じています。
私たちだけではなく同じように子育てで悩む若い世代の一助となればと、この提案のページを発見しました。行政のお力をお借りして、子育て環境の改善にご尽力いただけないかと提案いたします。

<図書の貸出・返却方法について>
-背景-
毎日自宅で妻が娘へ図書館の絵本で読み聞かせを行なっていますが、妊娠が発覚して以降、今まで最寄りの市の施設に10冊以上の本を手に持って返却することが大変困難な状況です。夫である私が休日に加勢して本を貸出・返却していますが、まだ一人で歩ききれないイヤイヤ期の娘を背負い、重い本を抱え坂道や階段を上り下りするのは一苦労です。車を使えば良いだろうと言われそうですが、高額な駐車場代(1万8千円/月)や車幅すれすれの道幅が多いため、金銭的にも運転技術的にも自信がなく所有できない状況です。
-提案1-
妊娠期における本の貸出・返却を貨物運搬業者(クロネコや佐川、郵便局など)のサービスと合わせて行えないか。
例:ネットで注文した商品が自宅へ配達される際に、運搬業者が本を回収または届けるサービスができないか。
-提案2-
絵本を車に積んで町中を回る絵本お届け出張サービスができないか。
補足:以前、暮らしていた新上五島町では車に絵本を積んで届けてくれる出張サービスが行われていました。

長崎市は山に住居が多く、階段が多いうえに道幅も狭く歩道も確保されていない道ばかりで車がスピードを緩めず脇を通り過ぎていくことが多いため、ベビーカーや老人がひく買い物カート(付近のスーパーでも運送サービスを行なっていますが生物は除外されているようです)でさえ使用が困難です。スロープを整備していただければ、若い世代も老人も住みやすくなるとは思います。
以上、2件について提案いたします。予算等を都合にして却下することは容易いでしょうが、それではいつまで経っても人口減少は断ち切れないと考えます。若い世代の子育て支援の一環として行政で住民目線から画期的な政策をぜひ実現していただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

【2018年05月29日回答】

回答 【市立図書館】【地域整備1課】
提案1の妊娠中に限って図書の宅配をすることは、事業内容や経費、効果などを総合的に考慮する必要がありますので直ちに実施するのは困難と考えておりますが、今後の参考にさせていただきます。
提案2の新上五島町で実施されている絵本お届け出張サービスというのは、自動車による移動図書館のことかと思いますが、長崎市では移動図書館に代わるサービスとして、市立図書館と公民館等図書室を結び、市内57カ所で図書の貸出・返却ができるシステムを整備しております。移動図書館は自動車に積載できる限られた図書による、月1回程度の決まった日にちでの貸出になりますが、公民館等図書室では開館時間内であればいつでも利用できますので、こちらのシステムを充実させてきました。
子育てしやすい環境づくりとして、市立図書館では、図書館・図書室への児童図書の購入やおはなし会・ブックスタートの実施など今後も尽力してまいります。
ご意見にあるように、長崎市は地形的な制約から階段道が多く、道路幅が狭い歩道のない車道も多い状況です。高齢者等の安全を確保するため、交差点や道幅が狭い通学路等には、交差点の着色や緑の線などの路面標示を施し、車両へ注意喚起を行っています。
また、歩行者用のスロープについては、安全なスロープが物理的に確保できる箇所については、地元自治会等の意見もお聞きしながら、スロープ化の対応も行っております。
今後も安全で住みよい街となるよう、生活道路の改善に努めてまいります。 
関係所属 市立図書館  【直通番号】:095-829-4946】
地域整備1課  【直通番号】:095-829-1164】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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