長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【40代】  【2018年02月受信】

ご意見(要旨) 【ランタンフェスティバルでの催しについて】
今年もランタンフェスティバルが始まりました。市内の多くの店舗に赤いランタンが吊り下げられ、大型のランタンが設置されていく状況にワクワクしながら、待っていました。湊公園だけでなく中央公園や孔子廟、興福寺など、会場ごとにイベントや出店などの特色があることから、全体を企画されている中華街のかたや祭りに携わられている実行委員会の方々が口にされる「100年続く祭りに」という言葉の意味を感じることができます。
そんな素敵なお祭りですが、2月18日に興福寺で開催されたイベントで、不可解な対応がありました。興福寺では、毎年本堂前の石段に腰掛けて、龍踊りやエイサーを観覧することができます。長崎では、奉納される演舞のご相伴にあずかるのは一般的で、くんちの際にも、お諏訪さんや八坂神社でも見ることができる光景です。興福寺では、ご住職の配慮もあり、実施されてきたと聞いています。
2月18日は、赤いジャンバーを着た市のスタッフのかたから「本堂の石段に座らないように、実行委員会の決定です」と言われました。この会場の雰囲気や演じ手との距離感が好きで、龍のうろこが風を切る音や、エイサーを踊るかたの息遣いを楽しみに毎年集まっている私たちは、その対応に戸惑いました。
例年スタッフのかたは、演舞で事故が起こらないように見学者に声掛けをされ、演舞が終わったら次の演舞の場所を確保するために見学者に協力を求めるなど、細やかな対応をされていました。しかし、今年は、一方的に自分たちの考えを伝えるだけで、会場にいた人たちに理解を求める気持ちが感じられませんでした。
これまでと違う対応に疑問をもった何人かの見学者が理由を尋ねましたが、市のスタッフからは「実行委員会の決定」以外の説明はありませんでした。昨年までと違って残念な対応にがっかりしました。この日の龍踊りやエイサーは、お堂の前で演舞を楽しむ人の姿が無い寂しい催しでした。演じ手のかたたちは、例年との違いに気付かれて、参道脇で見学していた人たちの正面になるように隊列を調整して演じられました。
「100年続く祭りに」の気持ちを持った実行委員会が、こんな寂しいイベントになるような決定をするとは思えません。次回は、演じ手と見物人が一緒に楽しめる催しになるよう調整されることを期待しています。

【2018年03月22日回答】

回答 【*観光推進課】
このたびは、長崎ランタンフェスティバル・興福寺でのイベント観賞につきまして、ご指摘・ご意見をありがとうございます。
今回、ご覧になられたランタンフェスティバルの会場の1つである「興福寺」は、国指定重要文化財の大雄宝殿(本殿)をはじめ、さまざまな歴史的・文化的資産があることから、他の会場にも増して一層慎重な対応が必要と判断し、当日の対応となったものです。
ご意見にありますとおり、次回実施の際には、安全に配慮しつつも、来場者が楽しめるイベントになるよう再度検討してまいりたいと思います。
今後とも、長崎ランタンフェスティバルならびに長崎市の観光行政にご協力とご理解を賜りますようよろしくお願いいたします。 
関係所属 *観光推進課  【直通番号】:095-829-1314】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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