長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【不明】  【2018年01月受信】

ご意見(要旨) 【「焼き場に立つ少年」の広報について】
本年1月3日の信濃毎日新聞に、「焼き場に立つ少年」の写真と記事がありました。(他のいろいろな新聞にもあったかと思います)
この少年は何という名前で、その後どうなったか、市の広報などで尋ねれば分かる人がいるかも知れず、そうする価値があるのでないか、と思います。
戦争をなくし、平和への手掛かり足掛かりの一つの力になるものとして。
お手数ですが、そのようにしていただければ、と思います。

【2018年02月06日回答】

回答 【*広報広聴課】
ご提案いただいた件につきまして、被爆資料の調査・収集・保存を担当しております被爆継承課にこれまでの調査の状況を問い合わせたところ次のような回答がありました。

[〜被爆継承課より〜]
「焼き場に立つ少年」は、米国の従軍カメラマン故ジョー・オダネル氏が1945年に撮影後はトランクに収められたままの状態でしたが、40年以上を経た後に発表されて以来、本市の広報で扱う以上に広く、新聞記事でたびたび取り上げられたほか、テレビで特集番組が放送されたこともあります。
長崎市におきましては、少年の身元や撮影場所について、これまで、長崎原爆の写真を研究している専門家や被爆者の方々にお尋ねするなど調査してまいりましたが、現在も不明のままです。
昨年末、ローマ法王がこの写真を「戦争の結果」の言葉とともに教会関係者へ配布を指示したことで、各紙で取り上げられ再び注目されましたが、確証ある手がかりは今なお見つからないままです。
ご提案を受け、今後の調査活動の参考にさせていただきたいと思います。

広報広聴課におきましても、ご提案いただいた広報などへの掲載について、被爆継承課と協議してまいりたいと考えております。 
関係所属 *広報広聴課  【直通番号】:095-829-1114】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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