長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【70代】  【2018年01月受信】

ご意見(要旨) 【「焼き場に立つ少年」 写真掲示増設】
『カトリック教会のローマ法王庁が昨年末、教会関係者に向け、原爆投下を受けた直後の長崎で撮影された写真「焼き場に立つ少年」入りカードを配布した。法王はこの写真に「戦争の結果」とするメッセージと自身のサインを添えた。法王はカードに「亡くなった弟を背負い、火葬の順番を待つ少年。少年の悲しみはかみしめられて血がにじんだ唇に表れている」との説明も加えた。法王は「核兵器は人類の平和と共存しない」と述べるなど、核廃絶を求めるメッセージを全世界に投げかけている。核廃絶へナガサキの写真配布』との新聞記事(2018・1・3朝日・バチカン=河原田慎一)を読みました。小生は法王の感受性に感心し、長崎原爆資料館の目的と同一だと感じました。小生は今日原爆資料館を見学してきました。上記写真を長崎原爆資料館で以前にも見ておりましたものの、探しましたが見つけることができず、係員に尋ねて見出し得ました。小生の提案を下記に述べます。
・上記写真「焼き場に立つ少年」は現行場所にそのまま掲示し、さらに当該写真2枚目を資料館入口かに上記新聞記事と共に掲示する。
・少年の身元(氏名など不明ならば不詳と)を記す。
以上よろしくお願いいたします。

【2018年01月17日回答】

回答 【被爆継承課】【平和推進課】
ご覧いただきました「焼き場に立つ少年」は、米国の従軍カメラマン故ジョー・オダネル氏が1945年に撮影した写真で、2007年11月に長崎新聞社から本市へ寄贈いただいたものです。
少年の身元や撮影場所については、長崎原爆の写真を研究している専門家や被爆者の方々にお尋ねしてきた中で、現時点でも不明です。
ご提案にある通り、「焼き場に立つ少年」は、ローマ法王が昨年末核廃絶を求めるメッセージとともに配布を指示し、注目を集めている資料であることから、資料館正面入口に設置しているデジタル掲示板(デジタルサイネージ)に案内表示を登録し、写真展示場所がスムーズに分かるよう館内表示を見直しました。
なお、ご提案いただいた写真の増設・少年の身元の記載につきましては、今後の展示の参考とさせていただきます。 
関係所属 被爆継承課  【直通番号】:095-844-3913】
平和推進課  【直通番号】:095-844-9923 】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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