長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【30代】  【2017年12月受信】

ご意見(要旨) 【小島養生所遺構の保存について】
否決されたとある市議会議員さんから情報をいただきましたが、あまりにも矛盾しませんか?市民の声を無視しています。
仁田佐古小学校の現在の敷地には運動場があり、そこにプレハブを建て、生徒を移動させることにより新校舎建設への突破口になるのは歴然として分かりますよね?伊良林小学校が現在その方法で建設されているのは知っています。
できる方法があるのにそれを無視し、歴史的価値のある遺構はどんどん壊していくのは、未来ある子どもたちによくないと思います。もう一度よく検討してください。学会からの意見書もちゃんと確認してください。
そして、田上市長の辞任を求めます。こんな市長では長崎が悪くなっていくばかりです。

【2017年12月26日回答】

回答 【施設課】【文化財課】
小島養生所および分析究理所等が旧佐古小学校敷地に存在した歴史的事実と、近代西洋医学発祥の地として歴史上大きな役割を果たしたことは十分認識しており、そのような認識から、旧佐古小学校の校舎などの解体後に、当該敷地において文化財保護法に基づく発掘調査を行いました。
この発掘調査により検出した遺構の残存状況や、これまでのさまざまな検討の経過を踏まえ、遺跡の保存と学校建設の両立を目指すこととし、残存する遺構については、次のとおり取り扱うこととします。
(1)小島養生所
体育館側敷地に残る小島養生所の遺構については、埋蔵文化財の最適な保存方法とされる埋め戻しによる保存を基本としつつ、一部の遺構は露出展示して、その歴史的価値を伝えられるよう、全て現状のまま保存することとします。
(2)分析究理所等
校舎・グラウンド側敷地に残る分析究理所等の遺構については、埋め戻しにより現状のまま保存することを基本としながら、新校舎建設の支障となる部分は、精度の高い記録を取った上で移設することとし、移設する部分については、埋め戻した部分の複製と併せて、元の姿を彷彿させるように敷地内で再現し、保存・活用を図るよう工夫することとします。

一方、旧佐古小学校および旧仁田小学校の統廃合につきましては、平成22年から地元住民の皆さまと協議を重ね、両校を廃止し、平成28年4月に新設統合いたしました。
長崎市は、3つの敷地に分割されている旧仁田小学校よりも敷地がまとまっている旧佐古小学校跡地の方が、子どもたちにとってより良い教育環境を整備することができるものと判断し、新校舎建設の適地を旧佐古小学校跡地に決定しており、この結論に至るまでには、地元住民と6年間にも及ぶ長い時間をかけて協議を重ねてきた経緯があります。
また、地域や保護者からは、子どもたちが安全安心な学校生活を送れるよう1日も早い新校舎建設を求められていますが、仮に、分析究理所等の遺構を一部でも取り除かず、全て現状のまま保存することとした場合、現在の建設計画を変更する必要があり、新校舎の供用開始は現在の計画より2年程度遅れ、子どもたちは、老朽化し、耐震化もしていない現在の仁田佐古小学校の校舎を、さらに長い期間使用しなければなりません。
さらに、仁田佐古小学校PTAが平成29年10月に実施した新校舎建設に係るアンケート調査では、保護者全体の9割近い方々からの回答を得ており、そのうちの8割近くが現在の計画通りの学校建設を望んでいます。

このようなことから、遺構の保存と学校建設はどちらも重要な課題であるため、長崎市は、旧佐古小学校跡地において、小島養生所等の遺跡の保存と学校建設の両立を目指すこととしています。
また、学校建設に当たっては、体育館に展示室を併設し、小島養生所等に関する遺構や遺物、資料などを展示するとともに、これらの貴重な情報を発信し、その歴史と価値を伝えながら、遺跡の保存・継承を図ってまいります。
今後とも、関係者と協議の上、子どもたちが近代医学発祥の地で夢を持って学べるよう、遺構と校舎の併存に取り組んでまいります。 
関係所属 施設課  【直通番号】:095-829-1192】
文化財課  【直通番号】:095-829-1193】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

検索ページへ戻る   ページのトップへ