長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【70代】  【2017年12月受信】

ご意見(要旨) 【長崎市の財政】
ひとつ質問があります。広報ながさき12月号に「財政状況を表す健全化判断比率は国の基準をクリアしている」とありますが、国の判断基準はいくらなのか、分子と分母はどうなっているのかを知りたいです。また、日本全国では順番はどうなっているのかも知りたいです。
せっかくなら、広報紙にそこも載せるべきではないのでしょうか?個人的にでもいいですので教えてください。
長崎市が数年前の北海道の夕張市のようにならないようにしなくては。

【2017年12月14日回答】

回答 【財政課】
健全化判断比率とは、地方公共団体の財政状況を客観的に表し、財政の早期健全化や再生の必要性を判断する指標です。国が定める基準以上になると、国の関与のもとで財政再生に取り組むことになります。
健全化判断比率には以下の4つの財政指標があり、長崎市は平成28年度決算においていずれも国の基準を下回っています。
?実質赤字比率・・・「一般会計」等に生じている赤字の大きさを、財政規模に対する割合で表したもの(一般会計等の実質赤字額/標準財政規模)
国の判断基準である早期健全化基準(イエローライン)11.25%
財政再生段階(レッドライン)20%
長崎市 なし
?連結実質赤字比率・・・水道事業などの公営企業を含む「地方公共団体の全会計」に生じている赤字の大きさを、財政規模に対する割合で表したもの(連結実質赤字額/標準財政規模)
早期健全化基準(イエローライン)16.25%
財政再生段階(レッドライン)30%
長崎市 なし
?実質公債費比率・・・借入金(地方債)の返済額(公債費)の大きさを、財政規模に対する割合で表したもの
早期健全化基準(イエローライン)25% 
財政再生段階(レッドライン)35% 
長崎市 6.5%(48中核市中26位)
?将来負担比率・・・借入金(地方債)など現在抱えている負債の大きさを、財政規模に対する割合で表したもの
早期健全化基準(イエローライン)350% 
長崎市 77.9%(48中核市中36位) 
関係所属 財政課  【直通番号】:095-829-1126】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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