長崎市へのご意見・ご提案等の紹介

これまでに寄せられたご意見・ご提案等の内容をご紹介します。

年代:【不明】  【2017年10月受信】

ご意見(要旨) 【平和への取り組みの発信力強化】
ノーベル平和賞にICANが選ばれ、その授賞式には被爆者3人も参加することは喜ばしいことですが、同賞には本来、広島・長崎の被爆者の70年以上の地道な活動がまず選ばれるべきと思います。同賞はヨーロッパの小さな国の賞とはいえ、国際的影響力が大きいので、この結果は非常に残念です。これを機会に、日本国と日本国民の核兵器廃絶や世界平和への取り組みの世界への発信力の強化のため下記を検討すべきと思います。
?広島・長崎平和賞の創設
?国連の核兵器廃絶や軍縮、世界平和の機関を、広島・長崎に誘致または新設

【2017年11月06日回答】

回答 【平和推進課】
被爆から72年目を迎える現在、広島や長崎の被爆者は、原爆の後障害に苦しみながらも、「自分と同じような体験を世界中の誰にもさせてはならない」との思いをもとに、つらい自らの体験を懸命に語り伝え、核兵器廃絶を長年訴えてきました。
そのような中、今年7月7日に国連本部で、核兵器を違法とする「核兵器禁止条約」が誕生し、10月6日には核兵器禁止条約の制定に向けて、主導的役割を果たした核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)がノーベル平和賞を受賞しました。
これらの大きな動きは、広島や長崎の被爆者が今日に至るまで取り組んできた地道な活動なくしては到底なしえなかったものと思います。長崎市としましても、今後も被爆者のかたの協力をいただきながら、被爆体験の伝承や世界恒久平和の情報発信等さまざまな事業を実施してまいります。
今回いただきましたご提案につきましては、広島市および関係団体等との連携やさまざまな条件等を満たす必要があるかと存じますが、今後の取り組みを推進する際の参考とさせていただきます。
この度は、貴重なご提案ありがとうございました。 
関係所属 平和推進課  【直通番号】:095-844-9923 】

(注)掲載されている回答は回答時点のものであり、その後の社会情勢や制度の改変などにより、最新の回答と異なる場合があります。

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